マドリーを筆頭にメガクラブが注目している久保。(C)Getty Images

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 今シーズン早くも7度のマン・オブ・ザ・マッチ獲得と、圧巻のパフォーマンスを披露しているレアル・ソシエダの久保建英に、古巣のレアル・マドリーが関心を示しているのは周知の事実だ。

 そんななか、レアル・マドリーの専門メディア『Defensa Central』は10月28日、「フロレンティーノがOKを出す。10日以内にクボとの契約に向けて電撃遠征」と見出しを打った記事を掲載。マドリーのフロレンティーノ・ぺレス会長が、11月8日に開催されるチャンピオンズリーグ(CL)のソシエダ対ベンフィカ戦にスカウトを送り込むことを了承したと報じた。

「CLグループステージ第4節のベンフィカとの対戦では、主要クラブの数人のスカウトがトップスターを見る可能性があると予想されている。現在、 マンチェスター・シティやプレミアリーグの様々な強豪たちも、バスク地方での余命宣告を受けているように見える久保建英にすでに注目している」

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 同メディアは、日本代表MFに関して、争奪戦になったとしても、マドリーはソシエダとの契約によって優先交渉権を持っている点を強調。「フロレンティーノは ベンフィカ戦を視察し、今シーズン注目の選手をチェックするのを望んでいる。10日以内にすべてが閉鎖され始める可能性がある」と続けている。

 つまり、このベンフィカ戦の視察後、優先交渉権を使ってマドリーが何としてでも久保を獲得すると結論を出した場合、事実上、市場が閉鎖されたのと同じだという意味か。

 ただ、現状では選手本人がソシエダでのプレーに満足しているのは明らかで、一筋縄ではいかないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部