2019年から3年間、マドリーと契約を結んでいた久保。(C)Getty Images

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 躍動を続けるレアル・ソシエダの久保建英を、古巣のレアル・マドリーが再獲得するという報道が現地スペインでも後を絶たない。

 本人さえ了承すれば、契約解除金6000万ユーロ(約93億円)の半額という“格安”で手中にできるのも、その理由となっている。

 そんななか、レアル・マドリーの専門メディア『Defensa Central』は、久保が復帰に前向きだとしたうえで、「タケフサはスペインの首都に人生を戻すのはたった1つのシナリオだけであると明確にしている」と報じている。

「それは日本人の大きな願いだ。金銭や商業的契約などピッチ外の問題についての話もない。クボはベルナベウで輝きを放ち、他のチームメイトと同等の立場を獲得したいと考えている。彼の唯一の要求である」

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 同メディアは「レアル・マドリーはすでにそれを承知している。ウインガーは出場時間と、システムや監督に関係なくコンスタントにプレーできるという安心感を望んでいる」と続けている。

 あくまでマドリーの専門メディアが報じた内容というのは留意すべきだが、実際、もし復帰を考えるなら、金銭的な条件よりも、プレーする環境がポイントとなるのは間違いないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部