もやもやを抱えた社畜OLが、唯一の楽しみであるランチタイムによく訪れるカレー屋さん。

自分の情けなさや勇気のなさが許せない彼女は、押し寄せるスパイスの力をモヤモヤで流し込むのです。

今日もまた、上司に叱られる新人くんを助けてあげられなかった。それどころか、自分じゃなくてよかったとすら思っていた…。自分の弱さを悔やむ彼女は、いつも頼む辛口チキンマサラカリーで元気を補充します。

読んだらあなたもカレーが食べたくなる!? スパイスが与えてくれる元気を求めてカレーを食べにくる女性たちのドラマ。

■前回のあらすじ
新人くんが責められているのを横目に、「自分でなくてよかった」なんて情けないことを考えてしまう自分にもやもやするとある社畜OL。そんな彼女がランチタイムに頼んだのは辛口チキンマサラカリー。店員さんに「辛さに強いね」と言われるけれど、本当にほしい強さはもっと違ったもので…

嫌なことを忘れるため…辛さでモヤモヤを流す作戦


スパイスが弾丸で攻め込んでくる!

カレーのスパイスが一気に口に広がる瞬間って、たまりませんね。

しかしせっかくスパイスの力でもやもやが流れていったのに…背後でヘッドフォンの音量をめぐって言い争い!? 新しいもやもやが発生しそうな予感です。

(スパイスドラマ(福々ちえ))