お笑いコンビ・次長課長の河本準一が9月30日、公式YouTubeチャンネル『河本じゅんちゃんねる』に出演。在学中に企業した25歳大学院生の悩みに答えた。

河本準一

○■「チャレンジの回数」が多ければ多い人ほど…

この日公開された「【次長課長河本】河本がNSCの授業で必ず言うこと」では、25歳大学院生のお悩みを紹介。相談者は、在学中に起業し、カフェと塾の経営に携わっているが、「集客面で悩んでいる」と打ち明けた。すると、河本は、「僕は、“失敗”という言葉を自分の辞書から外している」と話し、「失うという字が入っている以上、マインドが勘違いして、“俺は失敗ばっかり……”という負の言葉しか出てこない」と説明。そのため、“チャレンジ”という言葉に置き換えていると言い、「チャレンジの回数が多ければ多い人ほど、自分の人間性とか人間に厚みが出てくる。チャレンジを少なくすれば、リスクは回避できるけど、全部恐れて生きてしまったら、すごくペラペラな人生が出来上がってしまう」と説いた。

○■NSC講師として伝えている「“チャレンジ”の大切さ」

NSCの講師として、若手芸人たちにも“チャレンジ”の大切さを伝えているという河本。相談者に対し、「第一関門が、集客人数のチャレンジなのよ。その壁は、すごくいいチャレンジだと思ってる」と励ましながら、「旗振りを止めてたら、ついて来ようとしてる人が不安になる。経営者としては、何があろうと旗を振ってあげないと、誰もついて来なくなる。自分から動かないと、チャレンジはいつまで経ってもクリアできない」と鼓舞。さらに、「模索する回数が多ければ多いほど、人が近づいてきてくれてアドバイスをくれたり、つながったりする。一人で抱え込まずに、ここで素直に打ち明けられたのは、ある意味チャレンジ」と、優しくフォローした。

また、“悩み”との向き合い方について、河本は、「悩めば悩むほど、自分が今まで経験したことがないことが起きるので、それを目一杯楽しむこと。落ち込むんじゃなくて楽しむこと。悩みが多い人ほど、めちゃめちゃ自分の周りが動いてるっていうことだから」とアドバイス。「ボーッと生きてる人ってつまらんぞ。人も寄ってこない。楽しそうな雰囲気が出てないから」と続け、最後は相談者に向けて、「“聞いてよ! こんなんあって……”って言うてみい? みんなが、“お前、楽しそうやな”ってなってくる。そういうところをどんどん人に見せてあげるのも、一つの手かな。目一杯、ワクワクしてほしい」と、温かいエールを送っていた。