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 火曜夜に行われたチャンピオンズリーグGL第二戦FCコペンハーゲン戦前に、バイエルン・ミュンヘンのクリストフ・フロイントSDは2つの注目の人事に関する話題について言及した。それはこの日も先発出場したスウェン・ウルライヒに代わり、次回のチャンピオンズリーグではマヌエル・ノイアーが立っている可能性があるというもの。Amazonプライムとのインタビューにて、同氏は「そうなれば良いと思っているよ。その可能性はなくはないと思う」と10月24日に行われる、ガラタサライ・イスタンブール戦についての見通しを明かしている。

  昨年12月にスキーの事故によって足を骨折した同選手は、先週の木曜日から初めてチーム練習参加を果たしており、フロイントSDは「彼はこれまでに2・3度の練習に参加していたが、何も問題はないよ。しかし今後10日間でこの状態がつづくかどうか。それができればまもなくして、ピッチで彼の姿を見る事ができるだろうね」と期待感を示した。

 そのため無論、今度の日曜日に控えるSCフライブルク戦は時期尚早。ただガラタサライ戦前の復帰の可能性は否定されておらず、その3日前にはマインツ戦が控えているところだ。一方で即座に変化のときが訪れるかもしれないのが、ジェローム・ボアテングである。ノイアーとともに2014年にワールドカップ優勝を果たしたCBは、テスト参加している今週中にもその判断が下される見通し。

 ただし一部では元恋人の暴力疑惑に関する裁判沙汰を考慮して批判の声もあがっているところだが、フロイントSDは改めて審議差し戻しのため「推定無罪が適用される」ことを強調。逆にいえば裁判が再開されれば「状況について再評価する必要があるのも確か」だ、「それはまったく予想のできるものではない。私は法律家ではないし、今後の成り行きの予想など口にしたくはないよ」と述べている。

ウルライヒ「爪を切らなくてよかった」

 なお今回の試合では途中出場のシュポ=モティングが、ロスタイムにあわやオウンゴールかというところを、ウルライヒがかろうじてセービング。「爪を切ってなくてよかったよ」と笑顔をみせたウルライヒは、「僕の見せ場となったシーンで、こう言う時のtまえに練習をしているものだから」とコメント。改めて試合については、「ボックス周辺でのプレーは良くとも中に入っていけなかったことが決定機に繋がらなkった」と分析し、ただ先制点を許しながら落ち着いて逆転に繋げたチームの成長についても指摘した。

ドレーセン氏、代役果たすウルライヒを絶賛

 ドレーセンCEOは、「今日は決して簡単な試合でなく実際に苦戦した。相手の懸命なプレーは明らかで、だからこそこの勝利の価値がよりあるというもの。下馬表が実際といかに違うかわかっただろう。マンCやセビージャもここでは0−0なんだ。ドルトムントも1−1。それを我々は2点決めている」と強調。「ウルライヒが救ってくれたことが何よりうれしい。本当に素晴らしいよ。GKという仕事は批判の的となるか救世主となるか。難しい仕事なんだ。そして彼は今日、救世主となってくれた」と賛辞をおくっている。