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 週末に行われたVfLボーフム戦にて、今シーズンはじめて先発メンバーに名を連ねていた、マタイス・デ・リフト。オランダ代表ディフェンダーはその期待に即座に応え、得意の空中戦から頭で3−0とする追加点をバイエルンにもたらしていたのだが、しかしながらその一方で膝を強打したためにハーフタイムで途中交代。代わりにダヨ・ウパメカノが投されている。

 試合後ハイナー会長は、「大事には至っていないように思う。ひとまずは様子をみていかないと」との見方を示していたのだが、日曜日にはその希望通りに「数日間の休養のみで済む」との見通しが発表。そのため火曜日に控えるドイツ杯初戦ミュンスター戦では間に合うかはわからないが、少なくともその後の週末に行われるRBライプツィヒとの注目の対決までには復調を果たすことができるだろう。

 特にデ・リフトにとってはネイションズリーグにて痛めた、ふくらはぎの問題のためにこの夏は、準備期間を思うように過ごせなかったという経緯があり、ようやくこのたびスターティングメンバーに復帰して、巻き返しをはかろうとたその矢先だっただけに、今回の軽傷との報告はまさに選手、クラブ、そして代表にとっても朗報となった。

Entwarnung bei Matthijs de Ligt.#FCBayern

- FC Bayern München (@FCBayern) September 24, 2023