インテル移籍間近報道も…去就注目のパヴァール、バイエルン残留へ

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 バイエルンに所属するフランス代表DFベンジャマン・パヴァールが残留する可能性が高いようだ。18日ドイツメディア『スカイ』が伝えている。

 現在27歳のパヴァールは、2015年にリールでプロデビュー。その後、シュトゥットガルトを経て2019年にバイエルンに移籍した。右サイドバックとセンターバックでプレーできる同選手は加入初年度から主力として3冠(ブンデスリーガ、チャンピオンズリーグ、DFBポカール)達成に貢献。4年間で公式戦163試合出場、12ゴール11アシストを記録している。フランス代表としても47試合に出場し、ロシアワールドカップ2018のアルゼンチン戦で決めたボレーシュートは大会最優秀ゴールに選出された。

 パヴァールとバイエルンとの現行契約は2024年6月末まで。同選手の退団希望報道もあったことから退団が有力視され、約4000万ユーロ(約63億円)でインテルと合意間近と報じられていた。しかし、『スカイ』によればバイエルンはパヴァールを残留させることを決断したとのこと。イタリアメディア『フットボールイタリア』は、バイエルンとパヴァールは新契約についての交渉に入ると報じている。

 また、パヴァールの残留により、同じくバイエルンに所属するクロアチア代表DFヨシプ・スタニシッチが退団する可能性があるようだ。スタニシッチには、すでにブンデスリーガやプレミアリーグのチームが興味を示しており、特にレヴァークーゼンが強い関心を寄せているという。