「水中走行用ミニ四駆」を懐かしパーツで作ってみた! “ダウンフォース”を生かした華麗な走行へ歓声が上がる

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 今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『懐かしのパーツが水中で真価を発揮する』というアズパカさんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

ダウンフォースでゲス!

懐かしのパーツが水中で真価を発揮する

 以前ほぼノーマルマシンのミニ四駆を水中で走らせた投稿者のアズパカさん。今回はカスタムに挑戦することにしました。

 ベースマシンに選んだのはスピンアックス。前回の「水四駆(ミニ四駆を水の中で走らせる)」でタイヤが空転した状態だったにもかかわらずいい走りを見せ、形状的に水の抵抗が少ないと考えたからです。

 せっかくなのでボディは押入れに眠っているのを見つけたゴールドメッキスピンアックスを使います。

 そしてタイヤは現代のレースでは出番の減ったワンウェイホイール。自転車の後輪のように進行方向にだけ回ります。幅が広いとハイドロプレーニング現象が起きるのではと接地面の幅を細くしました。

 まずは比較用にブラックセイバーを走らせてみます。

 すぐにゾーン状態(グリップ走行)に突入し、タイムは14.06秒でした。

 続いて本命のゴールデンスピンアックス。

 すると「あれ?」とアズパカさん。タイヤがスリップしているようです。

 しかしやがてゾーン状態に入るとスピードが上がり、ブラックセイバーより速い13.16秒でゴール。加工スポンジタイヤは有効でした。

 映像を重ねて確認。スタート直後こそブラックセイバーがリードしていますが、ゾーンを発動するとスピンアックスがぐいぐい追い上げ、大きく差をつけてゴールしていますね。

 もっと速いモーターでもいけるのでは? と挑戦したところ……

 スリップしまくってタイムは20.33秒となりました。シンプルにモーターが強すぎて空転しているようです。

 そこでスリップを防ごうとエアロハイマウントローラーを装着。かつての小学生を虜にした懐かしいパーツで、ダウンフォースでの解決を狙います。

 これはウィリーしてしまいました。

 このパーツは前後ウィングのセットなので両方装着することにしたアズパカさん。水中ミニ四駆マシン「ゴールデンアックスDIVE」の完成です!

 フロントを抑え込んだところすぐにゾーンに突入し、一気に3.5秒も速くなりました。視聴者からも「めっちゃ速くて草」「早送りかと思ったw」「速すぎる」の声が上がる程です。

 水中での走行の様子がこちら。水面の影響で歪んでいますがとても綺麗です。

 懐かしのパーツで大成功となった水中用ミニ四駆の開発。その涼し気な走行をぜひ動画でご覧ください

視聴者のコメント

・まさか発掘されて早々沈められるとは思うまい
・トンカツ揚げる時の入れ方
・ダンフォースが可視化されててすばらしい
・見てわかるくらい水を押し上げてるのスゲェなぁ
・エアロパーツがきちんと機能する、憧れの世界は水面下にあったのだ…
・なんかそうめん食いたくなるな