ユーザーのプライバシーを重視する検索エンジン・DuckDuckGoが、2022年4月にリリースしたMac向けのデスクトップブラウザ「DuckDuckGo for Mac」ベータ版から遅れること1年で、Windows向けの「DuckDuckGo for Windows」のベータ版を公開しました。

Download DuckDuckGo for Windows (beta)

https://duckduckgo.com/windows



ページにアクセスすると、自動的に「DuckDuckGo.appinstaller」という824バイトのファイルがダウンロードされます。ブラウザをインストールするために、このインストーラーを起動します。



インストール画面。「インストール」をクリックすると必要なファイルのダウンロードとインストールが行われます。



ブラウザの画面が開きましたが、まだ初期設定は終わっていません。「Get Started」をクリック。



ブックマークとパスワードのインポートについての質問があるので、環境を移行する人は「Import」をクリック。今回は何も引き継がないので「Maybe Later」をクリックして進めます。



次に、DuckDuckGoをデフォルトのブラウザにするか聞かれます。これは後から設定可能なので「Maybe Later」をクリック。



「You're all set!」ということで初期設定が完了、DuckDuckGo for Windowsを使えるようになりました。



右上にある「…」のアイコンをクリックするとメニューが表示されます。



メニューの中身はこんな感じで、「New tab(新しいタブ)」「New window(新しいウィンドウ)」「Bookmarks(ブックマーク)」など一般的なウェブブラウザと同様。「Email Protection(Eメール保護)」があるのが、ユーザーの保護に力を入れているDuckDuckGoらしいポイントかも。「Settings(設定)」を開いてみます。



設定一覧。「General(一般)」の設定項目はデフォルトブラウザにするかどうかと、起動時に前回のウィンドウとタブを復元するかどうかの2つ。「Appearance(外観)」はテーマとズーム。「Privacy(プライバシー)」で、Cookieに関するポップアップの処理をDuckDuckGoに任せるかどうか、Global Privacy Control(GPC)をオンにするかどうかを設定できます。



このほか、タブを開くと右上に設定アイコンが出現します。



クリック時に表示されるメニューはこんな感じ。記事作成時点で、ブラウザのメニュー類は日本語表記に対応していませんが、タブからアクセスするDuckDuckGoのサービスは日本語で利用できます。ここでは、「すべての設定」をクリックしてみます。



「すべての設定」の内容は大きく3つに分かれています。1つ目は主要な設定を行える「一般」。



2つ目は「外観」



3つ目は「プライバシー」



タブを右クリックしたときのタブメニューは「Dublicate Tab(タブの複製)」「Bookmark this page...(このページをブックマーク)」「Close(閉じる)」の3つ。



メニューバー右上には「最小化」「最大化」「閉じる」の3つのアイコンとともに「炎」のアイコンがあります。



これをクリックすると全タブを閉じた上でサイトデータを消去します。