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今回は、「赤い爺さん」をご紹介します。

赤い爺さん　2話

初七日は暴風警報が出ているほど風が強い日でした。
それにも関わらず、学校から帰るバス賃もないYさんは歩いて家まで帰りました。
やっと帰宅して玄関を開けると……？

帰りを待っていたかのように、彼の部屋のドアが開きました。
母親が気をきかせて部屋を暖めていてくれたと思いましたが、誰の返事も返ってきません。
玄関には自分の靴しかないので、誰かが家にいるということでしょうか……？
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（おばけてゃ）