主人公・マヨが小学生の時に転校して行ったヒトミ。
幼少期に家庭環境が悪かった彼女は、転校先の学校でもうまく行かず、義理の父とも折り合いが悪く、元々持っていた依存的で破滅的な性格をより不安定にさせていた。
そんなヒトミはマヨが16歳になった頃、引っ越し先の高校を辞めてマヨの地元に帰ってきた。
「マヨ、私たち親友だよね……?」
地元に知り合いがいないヒトミにも、「新しく友達ができれば」と思い友達を紹介することにした。
しかしこれが、マヨの高校生活をかき乱す事件の始まりだった……。

奪う女 27話

メールでマヨさんの言い分を返信しますが、ダイスケさんたちの不信感は強く……。
偽名を使っていたことやメル友が多いことは事実なので、胸が痛みます。
ダイスケさんは「メールはもう返さない」という上に、電話も着信拒否してしまいました。

怒り心頭のマヨさんは、ヒトミさんにメールで抗議します。
「番号が覚えやすかったから」、「嘘ついちゃだめだから言っといてあげた」……。
ヒトミさんからの返信は、相変わらず悪びれる様子ゼロです。
さらに「これからたくみとくんと会う」とまで……。
親友・アイリさんの好きだった相手を、出会った当日に奪った挙句、すぐ捨てた前科があるヒトミさん。
信じられるわけがありません。
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(ねぎまよ)