「教会にいるネコ」の画像を「オフィスにいるネコ」の画像に変えるといった感じに、画像に写ったオブジェクトの姿形を残したままに周囲の風景だけを別のシーンに差し替えることができる画像編集サービス「Edit Anything」が公開されていたので、実際に試してみました。

Edit Anything | fal-serverless

https://www.editanything.ai/

Edit Anythingのトップページはこんな感じ。



まずは画像アイコンをクリックして編集したい画像をアップロードします。



次に、残したいオブジェクトをクリックして「GENERATE MASKS」をクリック。



Edit Anythingがオブジェクトを認識して青色で囲い、選択肢を3つ表示してくれます。この中から、オブジェクト全体を正しく覆っているものをクリックします。



ページをスクロールして、プロンプトの入力欄に適切なプロンプトを入力します。今回はクッションに座っているネコの画像を使ったので、椅子に座っているネコの画像に置き換えるべく、「a cat sitting on a chair(椅子に座っているネコ)」と入力しました。入力し終えたら「GENERATE」をクリックします。



数秒後、編集された画像が表示されます。ネコの姿形はそのままに、クッションが椅子に置き換わりました。周りの風景も変化しています。



プロンプトは英語でなければいけない様子。日本語で「ボールで遊んでいるネコ」というプロンプトを入力してみると、ボールは出現せず、漢字のような謎の文字が乱雑に配置された画像が表示されてしまいました。



なお、同じプロンプトを英語で入力してみた結果がこんな感じ。ボールは出現しましたが、ネコと融合してしまっています。



ほかにもいろいろ試してみました。以下は建物の前に止まっている車の画像を「car on the seaside road(海沿いの道にある車)」というプロンプトで編集したもの。海がややぼやけており、一目では海とは分からないような感じです。



今度は歯の模型と歯ブラシを持っている歯科医の写真を、「a person holding a maracas in his hand(手にマラカスを持つ人)」というプロンプトで編集。歯の模型がマラカスに置き換わっています。



最後は「airplane flying in outer space(宇宙空間を飛ぶ飛行機)」というプロンプトで、滑走路上の飛行機を宇宙空間に移動させてみました。ややファンシーな感じではありますが、宇宙空間を飛ぶ飛行機が正しく生成されました。