新ユニに採用?インテル、長友も着た「“強者”の斜めストライプ」ユニフォーム4選

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2022-23シーズンの欧州サッカーは佳境を迎え、各国で優勝・残留争いがヒートアップしてきた。

この時期になるとユニフォーム好きの間で話題となるのが、来季の新ユニフォームデザインだ。

最近、インテルの23-24新ユニフォームの“リーク画像”を見かけるようになったが、アウェイには久しぶりに斜めストライプの「タスキ」を使う可能性があるらしい。

近年、インテルは約10年ごとにタスキ・デザインのアウェイユニを発表してきたが、タスキなどの斜めストライプ・ユニを着たシーズンはそれなりに良い成績を残している。

リークの真偽のほどはともかくとして、ここではインテルの強者デザインとも言える“斜めユニ”をご紹介したい。

1994-95

インテル 1994-95 Umbro アウェイ ユニフォーム

選手:ジュゼッペ・ベルゴミ

Umbro時代のインテル名作ユニのひとつ。シャツ自体は1993-94、94-95の2シーズンで使用したが、胸スポンサーロゴのデザインは93-94が黒地無しで「Fiorucci」のみを配していた。

93-94シーズンは3季ぶりにUEFAカップを優勝し国際タイトルを獲得。一方94-95シーズンはセリエAを6位、UEFAカップは1回戦敗退と期待を裏切る結果に。

2011-12

インテル 2011-12 Nike アウェイ ユニフォーム

選手:長友佑都

日本人選手の長友もタスキユニに袖を通した。11-12シーズンはセリエAを6位、チャンピオンズリーグはベスト16で終えて無冠。ちなみにインテルはこの後6シーズンにわたりCL出場を逃し続けたため、タスキは欧州最高峰の舞台で躍動した記憶の残るデザインだ。

現時点でインテルがアウェイにタスキを採用したのはこのユニが最後。リーク情報通り23-24シーズンで採用となれば、12年ぶりに復活を果たすことになる。

1990-91

インテル 1990-91 Uhlsport アウェイ ユニフォーム

選手:ローター・マテウス

これは少々反則的な選出かもしれないが、1989-90、90-91の2シーズンで胸に斜めストライプをデザインしたアウェイユニフォームを着用。サプライヤーは80年代を支えたドイツのブランドUhlsportだった。

イタリア王者として左胸にスクデットワッペンを付けた89-90シーズンはスーペルコッパを、そして90-91シーズンはUEFAカップを制している。

2002-03

インテル 2002-03 Nike アウェイ ユニフォーム

選手:アルバロ・レコバ

93-95シーズン以来となる斜めストライプが復活したアウェイユニフォーム。セリエAは2位、チャンピオンズリーグはベスト4と、無冠に終わったものの素晴らしい成績を残した。

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CLはバルセロナ、ニューカッスル、レヴァークーゼンという強者揃いのグループAを2位で通過。準々決勝でバレンシアを下して準決勝に進むも、そこでミランとの同国対決に敗れている。

インテルは今季のCLで準決勝進出を決めたが、優勝した09-10シーズンを除けばベスト4入りはこの02-03シーズン以来のこと。そして今回の準決勝の相手は奇しくも同じミランである。

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