ウルトラマン最大の敵・ゼットン襲来!
 - (c)円谷プロ (c)Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi (c)ULTRAMAN製作委員会3

写真拡大

 Netflixアニメ「ULTRAMAN」FINALシーズン(5月11日全世界配信)のメインPVが公開され、世界的アーティストのMIYAVIがNOILION(読み:ノイリオン)と共に、OP主題歌を担当することが明らかになった。

 清水栄一と下口智裕による原作漫画「ULTRAMAN」は、かつてウルトラマンとして戦った早田進の息子・進次郎が、ウルトラマンを模したスーツに身を包み、迫り来る敵と戦う作品。「攻殻機動隊 SAC_2045」の神山健治&荒牧伸志の監督コンビによってフル3DCGでアニメ化され、シーズン2まで配信されている。

 メインPVは、炎に包まれ荒廃した街中に佇むULTRAMANの姿でスタート。「ウルトラマン信仰を殺すこと」「厄災となったウルトラマン」「ウルトラマンの呪い」といった不穏な言葉が連続し、ULTRAMANがまるで悪に染まってしまったかのように映し出される。

 さらに、巨大なゼットンの姿、無重力弾を想起させるミサイルを構える嵐大介、ベムラーの「そこまで地球人が好きになってしまったのだよ」というセリフなど、初代「ウルトラマン」を彷彿とさせる演出も連続。衝撃のラストを予感させる内容となっている。

 前シーズンでOP主題歌を担当したNOILIONは、初参戦となるMIYAVIと共にOP主題歌「RAYS」を担当。ED主題歌は、シリーズを通して楽曲を提供してきたVoid_Chords feat. Ryohei & Foggy-Dが続投し、楽曲「AVIATION」を提供している。神山監督、荒牧監督、MIYAVI、NOILION、Void_Chords(高橋諒)のコメントは以下の通り。(編集部・倉本拓弥)

神山健治監督

いよいよFINALシーズンです。長く付き合ってきた「ULTRAMAN」シリーズに、このシーズンで区切りをつけることが、作り手として楽しみであり、同時に寂しくもあります。明確な最終回を作ることがなかなか出来なくなってきている時代に、このような形でしっかりとシリーズを終わらせることが出来たのは、貴重な体験だったと感じています。前のシーズンからご覧になって下さっている方も、このシーズンから初めて「ULTRAMAN」をご覧になる方も、それぞれの楽しみ方でご覧になれますので、ぜひ繰り返し何度でもご視聴下さい!

荒牧伸志監督

シーズン1を令和元年にリリースし(あのときはシーズン2があるなんて考えていませんでしたが)、続けてシーズン2を作らせていただいて、今回がシーズン3で、しかもFINALである、という話を聞いて最初に思ったのは、「ひとかけらのアイデア、一滴の努力の出し惜しみもせず、スタッフ、キャストのすべての力を注ぎ込んだ、これまでの集大成になるような終わりにしたい」ということでした。ウルトラマンという50年以上の歴史を持つビッグタイトルの原点から、ある意味直結するストーリーを紡げる幸福を感じながら、見ていただく皆さんに最高に楽しんでもらうべく、物語の展開とともに熱量が上がってゆくヒーローの姿を真正面から描くことを目指しました。是非最後までお楽しみください。

NOILION

遂に公開される「ULTRAMAN」FINALシーズン!
今回はなんと……!! アーティストとして大先輩であるMIYAVIさんと共にNOILIONが前作に続きOP主題歌を担当させていただいたことを大変光栄に思います。
世界の命運を背負いながら、苦難と葛藤に立ち向かい進む進次郎の姿。幾多の運命が交差し、時にぶつかりながらも重なり合い進んでいく物語。作品から溢れ出るメッセージに大きなインスピレーションを受け全ての音と言葉に熱とリスペクトを込めて楽曲「RAYS」を制作いたしました。現代を生きる人々へ、「ULTRAMAN」FINALシーズンが未来への“光”となることを心から願っています。

MIYAVI

「日本のヒーローが、世界を救う」
これだけで、日本人として、心躍るではありませんか。
いよいよファイナルシーズン、
物語はどうなっていくのか
世界は、そして進次郎くんは、どうなってしまうのか
こちらもドキドキワクワクしながら
NOILIONとの楽曲「RAYS」と共に
駆け抜けていきたいと思います。
シュワッチ

Void_Chords

ついにFINALを迎える「ULTRAMAN」引き続きEDテーマを担当させて頂きました。
世界の存亡を賭けた死闘の中、非常に人間らしい屈託と、同時に自らの双肩にかかる未来と可能性をまっすぐに見つめ続ける進次郎達の”ヒーロー”と冠するに相応しいまなざし、生き方そのものへ、そしてその姿を最大限の技術と、人間への讃歌と、エンターテインメイントに溢れた体験として描き切るこの物語に対して。
最大限のリスペクトを込めて、テーマ曲としてどこまでもクラシックで、どこまでも先進的なサウンドを以て、そして彼らの世界に見るその先の未来を想像したとき、私たちが受け取るべき言葉とは何か、というメッセージを以て、応答したいと思います。
本曲とともに、高く大地を蹴って、結末に、あるいはその先の未来に旅立てれば幸いです。