土壇場で追いつかれるも…ユヴェントス指揮官「公正な結果」

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 ユヴェントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、4日に行われたコッパ・イタリア準決勝ファーストレグのインテル戦を振り返った。同日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 公式戦5連勝中のユヴェントスはホームでインテルを迎え撃った。試合は拮抗した展開が続くなか、83分にフアン・クアドラードがゴールを決めて先制に成功したものの、試合終了間際、90+5分にPKを献上。これをロメル・ルカクに決められ、試合は1−1の引き分けに終わった。

 ホームで勝ち切ることができなかったアッレグリ監督は試合後、「全体的にバランスの取れた試合で、引き分けは公正な結果だ。セカンドレグが決定的なものになることはわかっていたが、それでも終了から20秒前での失点は避けられたはずだ」と語り、以下のように続けた。

「チームのフィジカルとメンタルの状態は良好で、選手たちはこの引き分けに怒っている。この経験から学び、犯したミスを繰り返さないようにする必要があると思う。前半はボールを動かすのが遅すぎたが、時間が経つにつれて徐々に良くなっていった」

 また、この試合に先発で出場していたセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチとアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアを後半途中で交代させたことについてアッレグリ監督は「ヴラホヴィッチは良い仕事をしたし、ディ・マリアも並外れていたが、フレッシュな選手を投入するために交代させなければならなかった。2人のパフォーマンスには満足している」と説明した。

 加えて65分から途中出場したイタリア代表FWフェデリコ・キエーザについては「調子が良くなってきている。彼は順調に進んでいるし、この試合でも彼はうまくゲームに入った。フィジカルやメンタル面で時間がかかるのは普通のことだ。私は満足している」と昨年1月に負った大ケガを乗り越えたイタリア代表FWには賛辞を送った。