IoTスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」が、群馬県渋川市の伊香保温泉での運用を開始した。「SmaGO」は、株式会社フォーステックが展開しているサービス。今回の伊香保温泉での設置は、同温泉のシンボルである石階段入口「だんだん広場」と中腹にあるポケットパークで実施されている。「SmaGO」は、世界の50カ国以上で80,000台以上が導入されているソリューション。ソーラー発電によって蓄電し、一定量のゴミが溜まると自動で圧縮機能が作動する。ゴミの圧縮率は約5倍で、1台に600リットルのゴミを溜めることが可能となる仕組み。ゴミの量は内部のセンサーで常に検知され、リアルタイムに管理・分析される。今回の取り組みは、アフターコロナのインバウンド受入環境の整備のための意味合いが強い。これまで渋川市では、多言語化された電子案内板の設置やWi-Fi環境の整備などを積極的に行ってきたが、訪日外国人旅行者の「困りごと」の1つとして「ゴミ箱の少なさ」の問題があった。これを解消するため、新たに「SmaGO」を設置。本体には多言語およびピクトグラム表記がされており、外国人観光客にも分かりやすいように配慮されている。
株式会社フォーステック
URL:https://forcetec.jp/
2023/04/03