【エンゼルス開幕戦】大谷翔平 圧巻の投球&シーズン初安打も...エンゼルスまさかの逆転負け

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大谷翔平 Photo by Leslie Plaza Johnson_Icon Sportswire via Getty Images

<2023年3月31日(金)オークランド・アスレチックス 対 ロサンジェルス・エンゼルス@オークランド・コロシアム>

エンゼルスとアスレチックスの開幕戦は2-1でアスレチックスが勝利し、大谷翔平(28)を擁するエンゼルスは黒星スタートとなった。

大谷はこの試合でエンゼルスの開幕投手を務め、さらに3番打者として出場。初回は先頭打者のトニー・ケンプ(31)にいきなり四球を与えるなど制球がやや定まらなかったが、要所を締める投球で無失点に抑え、3番のアレドミス・ディアス(32)からは156キロのストレートで今季初の奪三振を記録した。

打撃では4回オモテ、第2打席を迎えた大谷はアスレチックス先発のカイル・ミュラー(25)が2球目に投じた148キロのストレートを叩いて、センター前へ。2023年初安打を打ち、チームを勢いづかせた。

すると5回オモテ、エンゼルスは大谷とバッテリーを組んでいたローガン・オホッピー(23)のタイムリーで1点を先制すると、5回ウラにはアスレチックスの先頭打者、ジェイス・ピーターソン(32)のライトへの大飛球をハンター・レンフロー(31)がノールックで捕球するというファインプレーを披露。

これで波に乗った大谷はストレートの最速は162キロを記録し、毎回奪三振を奪うなど快投を披露。6回まで投げて無失点、93球で10奪三振というほぼ完璧な投球を見せた。

このまま逃げ切りたかったエンゼルスだったが、8回ウラにアスレチックスのケンプ、ディアスにそれぞれタイムリーを浴びて逆転を許し、9回ウラはアスレチックスのクローザー、ダニー・ヒメネス(29)を攻め立てたが、あと1本が出ずに試合終了。エンゼルスは逆転負けを喫することになった。

大谷は投げては6回無失点、打っては3打数1安打と投打で結果を残したが、シーズン初勝利はお預けという形になってしまった。