【海外発!Breaking News】ランニングを通じて知り合ったカップル、挙式当日ウェディングドレス&シルクハットでパークランイベントを行う(英)
今月18日、英ウェールズであるカップルの結婚式が執り行われた。共通の趣味であるランニングを通じて出会ったという2人は挙式当日、公園でパークランイベントを開催し、新婦はウェディングドレス姿で、そして新郎はシルクハットを被ったまま5キロの距離を走ったという。イギリスの公共放送『BBC』などが伝えている。
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英ウェールズで暮らすセリドウェン・ブーンさん(Ceridwen Boon、42)は3月18日、婚約者のリチャード・アップルフォードさん(Richard Appleford、44)と結婚式を挙げた。
ランニングを通じて知り合った2人は挙式当日の朝、ポンティプリッドという町にある「アニスアンハラド・ウォー記念公園(Ynysangharad War Memorial Park)」で5キロのパークランイベントを開催した。
パークランとは毎週土曜日の朝に開催されるイギリス発祥の運動イベントで、5キロの距離をウォーキング、ジョギング、ランニングなど参加者それぞれが好きなスタイルで進むことができる。
セリドウェンさんはこのイベントを開催した理由について、次のように語っている。
「2020年3月に私たちは『Caerphilly Runners』というランニンググループで出会い、交際を始めました。そして昨年1月、ロンドンで開催されたマラソンで私はハーフマラソンを、リチャードはフルマラソンを完走した後に彼がテムズ川のほとりでとても感動的なプロポーズをしてくれたんです。またプライベートな時間のほとんどをランニングやその関連イベントに費やしている私たちの結婚式ですから、何かランニングに関することを取り入れたいと考えていたんです。」
そして迎えた挙式当日、セリドウェンさんはウェディングドレス姿でランニングシューズを履き、一方のリチャードさんはタキシード風のTシャツを着てシルクハットを被り、地元ランニンググループ「Pontypridd Parkrun」の仲間たちと一緒に公園内を駆け抜けた。
パークランにはセリドウェンさんの父親リチャードさん(Richard)も参加したそうで、当日の様子について彼女はこう振り返った。
「みんなからは『結婚式当日はあっという間なのに5キロも走るなんて…』と言われました。でも私たちにとってパークランは、その日最もリラックスできる時間のひとつだったんです。ウェディングドレスを着て走っているとみんな優しくて、最高の一日の始まりとなりました。」
「それに父が一緒に走ってくれたことは本当に感激しました。スピーチでも話していた通り父は素晴らしいランナーで、私たちと一緒に1周したのち先に走って行きました。一緒に走って一緒にバージンロードを歩いてくれたなんて本当に幸せです。」
夫妻はこの日のパークランイベントで集まった寄付をフードバンクの活動を行う団体「Salem Chapel Foodbank」に贈ったそうで、セリドウェンさんは「Pontypridd Parkrun」のディレクターであるカール・ジョンソンさん(Karl Johnson)やイベントに協力してくれた人々へ感謝の気持ちをこのように述べた。
「ランニングを終えた後、午後3時から執り行われる式に向けてシャワーを浴びて、ヘアメイクをしてバタバタと忙しかったのですが、素晴らしい会場で家族や友人、素敵なスタッフの方々と一緒に過ごすことができ、思い出に残る特別な一日になりました。ありがとうございました。」
画像は『WalesOnline 2023年3月20日付「Bride and groom complete park run hours before their wedding」(Image: TOM MARTIN/WALES NEWS SERVICE)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)
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英ウェールズで暮らすセリドウェン・ブーンさん(Ceridwen Boon、42)は3月18日、婚約者のリチャード・アップルフォードさん(Richard Appleford、44)と結婚式を挙げた。
パークランとは毎週土曜日の朝に開催されるイギリス発祥の運動イベントで、5キロの距離をウォーキング、ジョギング、ランニングなど参加者それぞれが好きなスタイルで進むことができる。
セリドウェンさんはこのイベントを開催した理由について、次のように語っている。
「2020年3月に私たちは『Caerphilly Runners』というランニンググループで出会い、交際を始めました。そして昨年1月、ロンドンで開催されたマラソンで私はハーフマラソンを、リチャードはフルマラソンを完走した後に彼がテムズ川のほとりでとても感動的なプロポーズをしてくれたんです。またプライベートな時間のほとんどをランニングやその関連イベントに費やしている私たちの結婚式ですから、何かランニングに関することを取り入れたいと考えていたんです。」
そして迎えた挙式当日、セリドウェンさんはウェディングドレス姿でランニングシューズを履き、一方のリチャードさんはタキシード風のTシャツを着てシルクハットを被り、地元ランニンググループ「Pontypridd Parkrun」の仲間たちと一緒に公園内を駆け抜けた。
パークランにはセリドウェンさんの父親リチャードさん(Richard)も参加したそうで、当日の様子について彼女はこう振り返った。
「みんなからは『結婚式当日はあっという間なのに5キロも走るなんて…』と言われました。でも私たちにとってパークランは、その日最もリラックスできる時間のひとつだったんです。ウェディングドレスを着て走っているとみんな優しくて、最高の一日の始まりとなりました。」
「それに父が一緒に走ってくれたことは本当に感激しました。スピーチでも話していた通り父は素晴らしいランナーで、私たちと一緒に1周したのち先に走って行きました。一緒に走って一緒にバージンロードを歩いてくれたなんて本当に幸せです。」
夫妻はこの日のパークランイベントで集まった寄付をフードバンクの活動を行う団体「Salem Chapel Foodbank」に贈ったそうで、セリドウェンさんは「Pontypridd Parkrun」のディレクターであるカール・ジョンソンさん(Karl Johnson)やイベントに協力してくれた人々へ感謝の気持ちをこのように述べた。
「ランニングを終えた後、午後3時から執り行われる式に向けてシャワーを浴びて、ヘアメイクをしてバタバタと忙しかったのですが、素晴らしい会場で家族や友人、素敵なスタッフの方々と一緒に過ごすことができ、思い出に残る特別な一日になりました。ありがとうございました。」
画像は『WalesOnline 2023年3月20日付「Bride and groom complete park run hours before their wedding」(Image: TOM MARTIN/WALES NEWS SERVICE)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)