朝倉あき、白石聖、北野日奈子との現場エピソード明かす「最高にかわいい2人でした!」:とりあえずカンパイしませんか?

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毎週水曜深夜1時からは、水ドラ25「とりあえずカンパイしませんか?」を放送!
自己紹介が苦手で人見知りの花火(白石聖)、体育会系で姉御肌のあけび(朝倉あき)、ポジティブで社交性の⾼い若菜(北野日奈子)は、同じ男(前原滉)に浮気をされたことがきっかけで出会い、週末合コンを開催。タイプの違う3人が"新たな出会い"を通して人として成長し、青春を取り戻す姿を描くハートフルコメディドラマだ。


「テレ東プラス」は、あけび役を演じる朝倉あきをインタビュー。白石聖、北野日奈子の印象や現場エピソード、ドラマの見どころなど、話を聞いた。

あけびの楽しいことや人が好きというところは、自分とよく似ています


――まずは、ドラマ出演が決まった時の感想からお聞かせください。

「最初にお話をいただいた時、本音で言うと『今の時代に合コン?』と思いました(笑)。でも脚本を読み、いざ蓋を開けてみたら、合コンは出会いのきっかけにすぎず、合コンに出ざるを得なくなってしまった人のエピソードや、『合コンでこういうことが生まれたら面白いよね』というアイデアが描かれていて、『なるほど、これは新しい合コンだ!』と感動を覚えました。
新しい世界観を作ろうとしていることがよく理解できましたし、自分が参加できることが光栄でした。合コンに行った経験はありませんが、"こんな合コンなら行ってみたい"と思わせてくれる作品です」

――朝倉さんが演じるのは、体育会系で姉御肌のあけび。ご自身との共通点はありますか?

「一番年上で、花火と若菜を引っ張っていく役どころです。あけびは、女性にも男性にも分け隔てなく接するオープンな気質。姉御肌な役は一度演じてみたかったので、とてもやりがいを感じています。
楽しいことや人が好きというところは、自分とよく似ていると思います。私はあけびほどオープンではありませんが、人に対する好奇心が強く、相手が何を考えているのか知りたいタイプなので、共通する点は多いと思います」

――共演する白石聖さん、北野日奈子さんの印象についてお聞かせください。

「最高にかわいいお2人です! 初対面の時は、かわいすぎて直視できなかったほど(笑)。
これは年上の特権だと思うのですが、2人が自覚していないかわいさも感じることができました。ふくだももこ監督とは同年代なのですが、監督が2人から何を引き出そうとしているのか私にも分かる気がしましたし、あけびが2人の内面的な魅力にどんどん惹かれていくという部分を、自然に演じることができました。
一番素晴らしいと思ったのは、2人とも役に対する理解が深いこと。メインとなる3人はそれぞれ個性が違いますが、その個性を一生懸命理解しようとする姿勢がすごいなと思いました。素敵な2人の側にいられて、撮影中はただただ幸せでした」

▲左から朝倉、白石、北野

――朝倉さんからご覧になって、白石さん、北野さんとそれぞれの役との共通点、逆にギャップはありますか?

「自己紹介が苦手で人見知りの花火を演じる聖ちゃん。芯の強いところは似ていますが、実際の聖ちゃんはノリがいいというギャップがありました。こちらが驚くような演出も、『分かりました!』と受け入れてノリノリで演じていましたし、私が"これ、引かれちゃうかな?"と思うようなボケにも『面白かったです!』と喜んでくれて、とても嬉しかったです。
日奈子ちゃん演じる若菜は、恵まれた経歴を持つけど、自己主張は控えめなタイプ。でも、実際の日奈子ちゃんは、撮影中に『こうした方がいいですよね』など、積極的に意見を言ってくれるので、すごくカッコイイ女性だなと思いました」


――花火、あけび、若菜が3股をかけられていた元彼・山田。演じる前原滉さんの印象は?

「初めて共演させていただきましたが、山田役が前原さんに決まったと聞いた時、失礼ながら『ピッタリ!』と思ってしまいました(笑)。初日は3人で山田に詰め寄るシーンから撮影しましたが、前原さんの全てを受け入れてしまう大きなオーラのおかげで、私たちも思いきりお芝居することができました。3人それぞれが山田とどう過ごしてきたのかも、すぐに想像することができました」

――朝倉さんご自身は、山田のような男性についてどう思いますか?

「魅力的すぎて、引っかかりたくない男性です。欲しい言葉は全部くれるでしょうし、どんな悩みを相談しても、納得する答えを出してくれる。素敵すぎて、別れる時もすっぱり別れられず、3年くらいは引きずりそうなので(笑)、絶対に出会いたくないです。合コンをしていても、まだ3人の心の中には山田がいるんですよね。それくらい素敵な男性です」

――合コン相手の中で、特に印象に残っているのは?

「1話で登場した水川かたまり(空気階段)さんが演じた男性は、あまりにも不思議すぎて、思わず『もう一軒いきませんか?』と言いたくなるようなキャラクターでした。男性陣それぞれ魅力的だったので、もう1回組み合わせを変えて合コンしたいくらいです」

▲第1話より

――もしも朝倉さんが合コンに参加したら、どんな立ち回りをすると思いますか?

「みんなが『来てよかった!』と思ってくれる場にしたいので、盛り上げ役に徹すると思います。女子会でも、誰かがつまらなそうにしていたら積極的に話しかけに行ったり、ゲームを提案したりするので、そういう部分もあけびと似ているかもしれません。
でも、もしもその場に本気で"素敵だな"と思う人がいたら...急に大人しくなるかも。『私のこと、こういう風に言っておいて!』とか、女子トイレで作戦会議したいです(笑)」

――撮影中、大変だったことは?

「実は、撮影スケジュールがものすごくタイトだったんです。合コンって、早ければ夕方頃から始まって、遅くても終電ギリギリに終わると思うのですが、その3〜4倍くらいの時間をかけて撮りました。ただそれは、登場人物全員が魅力に満ちあふれているからで、監督にもそれぞれのキャストを丁寧に撮りたいという思いがあったので、とにかく時間をかけました」

――最後にドラマのタイトルにかけまして...最近、カンパイはしましたか?

「この作品のクランクアップを家族でお祝いしました。私としては、こういう作品に出ることは新鮮で、役柄も今までにないものだったので、やり遂げた自分にカンパイしたくなり、家族に付き合ってもらった形です。
お酒はあまり強くないのですが、お酒の場やカンパイする空気が好きです。特に梅酒が好きで、どなたかのご自宅に伺った時、お手製の梅酒があったら、遠慮なくご馳走になります。作品を観たら、皆さんもきっとカンパイしたくなると思いますので、ぜひ一緒に楽しんでください」

【朝倉あき プロフィール】
1991年9月23日生まれ。神奈川県出身。2007年女優デビュー。ドラマ「歌舞伎町弁護人 凛花」(BSテレ東)、「ひとりキャンプで食って寝る」(テレビ東京)、主演映画「21世紀の女の子 『Mirror』」など多数出演。映画『かぐや姫の物語』でヒロイン・かぐや姫の声に抜擢されたことも話題に。

(取材・文/みやざわあさみ)

【第2話】
元カレの山田(前原滉)に3股をかけられたことがきっかけで出会った、自己紹介が苦手な人見知りの花火(白石聖)、体育会系で姉御肌のあけび(朝倉あき)、ポジティブで社交性の高い若菜(北野日奈子)は、見た目も性格もタイプも違う3人。
「怪談師」との合コンで訪れた貸し切りの広い宴会場で、真ん中にポツンと座る6人に次々と奇妙な現象が起こる...。そんな中、バツイチであることをカミングアウトしたあけびは、自分が幽霊だったという過去について話し始めるが...。

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