アーセナルデビューのトロサール photo/Getty Images

写真拡大

今季序盤戦で大きな飛躍を見せたブライトンで中心だったレアンドロ・トロサール。しかしFIFAワールドカップ・カタール大会の中断明けにクラブやロベルト・デ・ゼルビ監督との関係が悪化すると、放出候補の筆頭として挙げられた。

最終的にはアーセナルへ移籍し、すでにデビューも飾ったトロサールだが、彼の代理人を務めるジョシー・コムヘアー氏によれば、トッテナムとも移籍の交渉を進めていたことを英『Mirror』で語っている。

トッテナムとの交渉を続けていたコムヘアー氏は、クラブの対応の遅さについて言及。「スパーズとはこの2週間、連絡を取り合っていたが、彼らは『私たちは彼(トロサール)を獲得したいが、これを待って、それを待って』という連絡が返ってきた」と明かす。トッテナムが交渉を止めている間にアーセナルとの交渉が進み、最終的には赤いユニフォームに袖を通すことが決まったようだ。

ブライトンとの合意後もアーセナルは手早く仕事を進め、第21節のマンチェスター・ユナイテッド戦へ出場できるように登録を済ませた。もしトッテナムが順調に交渉を進めていたら、トロサールの未来は違っていたかもしれない。