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 RBライプツィヒのフロリアン・ショルツCMOが、今年3月いっぱいをもって退団することが明らかとなった。「このような機会に恵まれ、新たな分野でまた挑戦できることを嬉しく思っている。これは私が希望した道であり、この8年間にわたる感動的な瞬間と成功を経験してきた後の、適切なステップアップのタイミングだと考えているよ」と、クラブ公式にて同氏はコメント。

 2015年夏よりPR・メディア部門の担当を務めて2020年よりCMOを務めてきたが、これからはコンサルタントとして独立し主に、レッドブル社との取引を行う予定。なお同社には先日、オリヴァー・ミンツラフ代表がライプツィヒを後にして入社したばかりだ。

 これによりライプツィヒではその後任を模索していくことになるのだが、地元紙『Leipziger Volkszeitung』によれば10月末に、FCシャルケ04を退団したルーヴェン・シュレーダーSDが候補として浮上。ちなみに先日にライプツィヒに就任したマックス・エベールSDは、自身のグラードバッハ時代にシュレーダー氏の
招聘を目指したという背景もある。

ポルター、ヘーケレン、そしてクラールら離脱者の状況

 そのシャルケではそのシュレーダーSDの追加の穴埋めはまだ行われていないが、一方で今冬の準備期間ではジャスティン ヘーケレンが足首の外側半月板と十字靭帯の損傷のために半年間離脱。さらにセバスチャン・ポルターもテストマッチで右膝を負傷しており、まだ正確な診断結果はでていないが少なくとも「長期離脱は確実」だ。十字靭帯断裂の恐れもあるという。

 そのためFWの獲得をめざすことになるが、解決策としてはカラマンを中心で起用してU19ケケ・トップを昇格。そしてスピードあるウィングを優先するかもしれない。またアレックス・クラールについては長年苦しんだ要因としてようやく椎間板ヘルニアが判明。しばらく制限された練習が続くが、それでも「原因がわかったことは大きな収穫だ」とクネーベル取締は語った。