「金剛黒体 ゾンカ語」ダイナコムウェア株式会社は、ダイナフォントの年間ライセンス「DynaSmart V」「DynaSmart 教育機関向けプラン」「DynaSmart 学生版」の契約ユーザーに向けて、合計24書体の新フォントの提供を開始した。同社のフラッグシップ書体である「金剛黒体」のバリアブルフォントをはじめ、さまざまなタイプのフォントを追加。新多言語、新ウエイト、“シン・かなデザイン”といった書体などが登場している。バリアブルフォントの「金剛黒体 VF」では、シームレスなウエイトと横幅の調整が可能。同社独自のフォントツールで開発されており、さまざまなレイアウトテストや最適化を行うことで、もとになった「金剛黒体」の品質を損なうことなく滑らかな変化が実現されている。新多言語フォントは「金剛黒体 ゾンカ語」。「ゾンカ語」はブータンの文字であり、チベットの文字とも共通したもので、「金剛黒体 ゾンカ語」では独特な手書きの雰囲気も再現された。曲線の柔らかさや幾何学的な美感と筆画の一致性を追求した「金剛黒体」とスタイルを合わせ、「金剛黒体 多言語」と同様に6ウエイトで展開されている。“シン・かなデザイン”は、ダイナフォントの魅力をあらためて掘り起こし、ユーザーに書体の魅力を再発見してもらうことを目指した試み。今回のラインナップでは、従来の「古籍真竹」や「龍門石碑体」のかな文字をリデザインし、「古籍真竹B」「龍門石碑体A」が登場している。「金剛黒体 VF」「古籍真竹B」「龍門石碑体A」そのほかに毛筆系テロップ書体の「大河体S」や、楷書と行書の中間を目指した「松月虹」なども追加ダイナコムウェア株式会社
URL:https://www.dynacw.co.jp/
2022/11/29