撮影/山田健史

写真拡大

2022年4月にグラビア活動を開始。デビューからわずか3ヶ月後の7月に、篠崎愛が特別審査員を務める「ミスヤングアニマル2022」で審査員特別賞を受賞した期待のルーキー、橘舞。グラビアを始める以前はマネージャー業で新人発掘も行っていたというが、「売れたい!」と一念発起。デビュー当初は、人前での水着は「恥ずかしすぎて、無理でした」と語る彼女の魅力に迫る。

【写真】「ミスヤングアニマル」審査員特別賞を受賞、橘舞の撮り下ろしカット【14点】

──「ミスヤングアニマル2022」審査員特別賞の受賞、おめでとうございます。まずは今回、ミスヤングアニマルに挑戦した経緯を聞かせてください。



事務所のジャストプロに所属して、これからどう活動していこうかと思った時に、そもそも事務所にグラビアをやっている方が他にいなかったんです。「どうしよう」と思っていたんですが、ちょうどミスヤングアニマルのオーディションを教えていただいたので、自分の活動を広げるために挑戦したいなと思って、応募しました。

──現在27歳ということですが、このタイミングでグラビアを始めたのは、どういう流れがあったのでしょうか。



事務所には「売れたいです!」って言って入ったんです。それで「じゃあ何に自信があるんだ」と聞かれたんですが、何もなくて(苦笑)。そこで少しいきがって「体ですかね」と答えたら、そうなりました(笑)。

──他にグラビア活動をしている先輩もいない環境ですよね。体に自信があると答えたからグラビアをすることになったということですが、もともとはどんなことで有名になりたかったんですか。



昔から芸能界には憧れていて、宝塚歌劇団をずっと目指していたんです。でも結局、普通に大学を出て就職して。その仕事を辞めた時に、「一度切りの人生だからやっぱり挑戦したい!」と思って、今の事務所に入りました。

──以前はどんなお仕事をされていたんですか。



芸能ではないんですけど、クリエイターなどのマネージャーをしていました。契約の打ち合わせとか、料金交渉とか。スケジュール管理はもちろん、新人発掘なんかも含め、色々なことをやっていました。

──裏方さんだったんですね。新人発掘をやっていた立場から、新人グラドルになった、と。その経験を生かして、客観的な自己分析もされるんですか。



それは難しいんですよね。ただ、今の私のテーマは“初恋”です。

──初恋の人、みたいなイメージということでしょうか。



そうです。初恋の人って、黒髪で、ちょっとエッチな近所の綺麗なお姉さんみたいなイメージがありませんか?例えば同級生でも、ちょっと大人びているような子をだいたい好きじゃないですか。それをテーマにしています。

──なるほど...。黒髪は戦略なんですね。派手だった時期もあるんですか?



ありました。金髪の頃もあったし、ピンクの頃もありました。

──ピンクはなかなか派手ですね。



マネージャーの時もピンクでした。インナーカラーがピンクで、外はシルバー系みたいな。

──マネージャーの方が目立ちそう...。



覚えやすいようにと思って(笑)。

──デビュー後の活動はいかがですか。



何をしたらいいかわからないし、自分がどうしたいのかもわからなくて手探りでした。演技レッスンとかに行っても、若い子がほとんどでみんなピチピチなんです。そこにびっくりして、戸惑いました。

──世代の差は、現場で初めて気付いたんですね。



いや、自分なら行けると思っていたんですけど、周りがあまりにも若かったんです。みんな、すごくイマドキなんですよ。

──そういう環境の中で、“初恋の人”路線を進むことにした、と。



そうですね。空気を読んで(笑)。今は“ちょっと大人のお姉さん”を目指そうかなとも思っています。

──もともとグラビア志望だったわけではないということですが、現在の最終目標は何になることですか。



最終的には「売れたい」が一番です。誰でも知っているような存在。宝塚を受けた経緯も、舞台系の女優になりたい思いがあったからなんです。

──今でも舞台女優への思いは強いんですか。それともジャンル問わず「売れたい」?



ジャンル問わず、芸能界で有名になりたいのかもしれません。なんでもやりたいです。

──なぜそこまで「売れたい」「有名になりたい」という思いが強くなったのでしょう。



どうせやるんだったら、一番を目指したいんです。もともと競うことが好きなんですよね。バレエをやっていたんですが、その頃もコンクールに出たりして、人と競ってきました。そういうのもあって宝塚を受けたんですけど、歌が無理だったんです。それまではなんでも「やればできる」と思っていたんですが、やってもどうにもできないことを知りました。一番の挫折です。どうしても宝塚に入りたくて、高校1年生から高校3年生までの間に3回受けたんですけど、難しかったです。

──現在の事務所に所属してからは壁を感じたりすることもなく、順調ですか。



壁は、自分の方向性がわからないことですね(笑)。SNSの使い方も、方向性がわからないとどうしていいかわからなくて...。今の悩みです。

──“初恋の人”と言いつつ“ちょっと大人のお姉さん”を目指すともおっしゃってましたね。方向性が定まらないまま、知名度は高まっていきますが...(笑)。



どうしよう。キャラ設定募集中です(笑)。ファンの方からはお姉さんキャラだと思われてないんですよね。「大丈夫かな?」みたいな感じで、心配されるんです。

──ドジっ子的な一面があるんですか?



そうなんですよ。今、参加している「ミスFLASH2023」のオーディションでSHOWROOM配信の審査があるんですが、配信前に家の鍵を無くして、家に入れないまま公園で配信したことがあります(苦笑)。その後、鍵はなんとか見つかったんですけど。

──家に帰れてないわけですから、視聴者の方も心配しますよね。



配信が大事だったので(笑)。使命感があって、鍵どころじゃなかったです。

──そういう失敗はよくあるんですか?



昨日は電気が止まりました(笑)。なんかおかしいんですよね。マネージャーをやっていたし、前はまともだったんですけど...。学生時代は周りに面倒を見てもらうようなタイプで、社会人になってからまともになったんです。でもまた素に戻ってきちゃったみたいです(笑)。

──話は少し戻りますが、体には以前から自信があったんですか?



前はもうちょっと胸が大きめだったんです。けど、事務所に入ってから10キロ痩せまして、そうしたら消えてしまいました...(笑)。だから今は堂々と自信があるとは言えないんです。前はわがままボディでした。本当はスレンダー爆乳を目指したかったんですけどが、ちょっと違うことになったので(苦笑)、チャームポイントはお尻、で勝負していきたいなと思います。

──人前で水着を着ることにもあまり抵抗はなかったのでしょうか。



ありました。最初は撮影会とかで水着になるのが恥ずかしすぎて、無理でした。でも気が付いたら慣れてしまって、恥じらいがなくなってきました(笑)。

──恥じらう姿を好きな男性も多いですよね。



あ。やっぱり今でもちょっと恥ずかしいです(笑)。ちょっと照れるけど、みんなのために頑張って出しちゃう、ってことにしておいてください(笑)。

──(笑)。橘さんの今の目標を教えてください。



雑誌で表紙になることが夢です。後はたくさんの人に知ってもらって、10万フォロワーを目指す。やっぱり売れたいので、できることにはなんでも挑戦したいです!

──では最後に読者の方にメッセージをお願いします。



橘舞です。27歳の遅咲きで、まだデビュー半年なんですが、皆さんのお陰でヤングアニマルさんで篠崎愛さんから審査員特別賞をいただけました。これからたくさんの人に応援していただけるように頑張ります。チャームポイントはお尻と笑顔です!

──笑顔って言ってましたっけ?



ちょっと増やしとこうかなって...(笑)。それから、11月20日の13時から秋葉原でイベントを開催することになりました!前から応援してくれていた方はもちろん、新しく私を知ってくれた方々にも来ていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!

【あわせて読む】インスタグラビアの女王・似鳥沙也加「好きなことを仕事に、露出に恥ずかしさはないんです」