読めそうで読めない漢字、今回は「惨憺」です。

■正しい読み方は?

漢字「惨」は音読みで「サン」「ザン」、訓読みで「みじ(め)」「いた(む)」「むご(い)」などと読みます。
漢字「憺」は音読みで「タン」などと読みますが、「惨憺」は何と読むのでしょうか?
小学館のデジタル大辞泉によると、「惨憺」は、

1 いたましくて見るに忍びないさま。見るも無残なさま。
2 心をくだき思い悩むさま。
3 薄暗くて気味が悪いさま。

もうわかりますよね?

■正解は……?


「さんたん」と読みます!
例えば、
「惨憺を極めた現場」
「惨憺たる推敲の末に、ある結論にたどり着く」
などと使います。
今回は、読めそうで読めない漢字「惨憺」をご紹介しました!
スマホやパソコンの普及で、書けなくても読めればなんとかなる時代ですが、いざという時に読めないと恥ずかしい思いをすることも……。
ぜひこの機会に覚えて使ってみてくださいね!