リーズ、元スペイン代表GKカシージャの退団を発表…3年半で61試合に出場

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 リーズは31日、元スペイン代表GKキコ・カシージャが双方合意の上で退団することを発表した。

 現在35歳のカシージャは、レアル・マドリードの下部組織出身。2007年夏に加入したエスパニョールでデビューを果たし、2014年11月にはスペイン代表デビュー。2015年夏に完全移籍でレアル・マドリードに復帰し、同クラブで公式戦通算42試合に出場した。

 2019年1月にリーズへと完全移籍し、2019−20シーズンのチャンピオンシップ(2部)優勝に貢献。しかし、2019年9月に行われたチャールトン戦で相手のイングランド人FWジョナサン・レコに対する人種差別発言を行ったとして、2020年2月にFA(イングランドサッカー協会)から8試合の出場停止処分を言い渡された。その間にU−21フランス代表GKイラン・メリエから正GKの座を奪われ、プレミアリーグに昇格した2020−21シーズンは公式戦5試合の出場にとどまった。

 2021−22シーズンは出場機会を求めてエルチェに期限付き移籍。開幕当初はスタメンを張っていたが、途中からスペイン人GKエドガル・バディアにポジションを奪われ、ラ・リーガでの出場は14試合にとどまっていた。

 結局、残り1年だったリーズとの契約を双方合意の上で解消することになったカシージャ。同クラブでは公式戦通算61試合に出場した。