眉間に傷がある女性(画像は『New York Post 2022年7月12日付「I have a scar on my forehead from eating my stubborn twin in the womb」(TikTok / @verrilame)』のスクリーンショット)

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TikTokerのケイリーさん(Kaley)が今月7日、眉間にある傷跡を見せ「これは私の双子の片割れの一部を切除した跡」と衝撃の告白をして話題となっている。いったい何が起きたのか。『The Sun』などが伝えた。

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TikTokerのケイリーさんが7日、誕生後に行われた手術によって眉間にできた傷跡について、ジョークを交えて次のように説明し注目を浴びた。

「子宮の中に9か月も留まるのは、しっかりとした食事をとらずに過ごすには長いでしょう。私は腹ペコの胎児だったから、誘惑に負けて子宮の中で姉妹を食べてしまったのよ。」

「でも私と同じように片割れも頑固者でね。彼女は吸収されて消える代わりに、私の眉間に留まることに決めたの。」

「それで私が一人で誕生した時、私の眉間にはこぶがあって、その中には骨、髪の毛、歯が入っていたわ。すべて人間のものよ。」

「医師はその後、私の頭蓋骨に影響が及ばないようにとこぶを切除したの。だから私の眉間にいるのは私の姉妹なの!」

この動画はすでに再生回数が570万回超と反響が大きく、「これは腫瘍の中に髪の毛や歯、骨の成分などが含まれるテラトーマ(奇形腫)だと思う」というコメントや「誕生時の写真を見せて!」とのリクエストが殺到、ケイリーさんは手術のビフォーアフターの写真を投稿し、このように語った。

「動画を見た多くの人は『これはテラトーマだ』と言ってきたし、眉間から歯や毛が生えていたグロテスクな写真を想像していたようだけど、ちょっと違うわ。」

「実は医師は当初、私のこぶはがん性腫瘍だと疑っていたの。でも私の場合はこぶ(皮膚)の内部に歯や毛髪、骨が入っていたのよ! みんなが想像しているようなものでなくてごめんなさいね。でもこれが真実よ!」

なお米オハイオ州の「クリーブランドクリニック(Cleveland Clinic)」によると、 双子や三つ子のうち1つの胚芽の成長が止まり、その組織が母親や生き残った胚芽に吸収されしまうことを「バニシングツイン症候群」と呼び、多くの場合は妊娠初期に遺伝子の異常によって起き、母親や胎児に害が及ぶことはないそうだ。

一方のテラトーマは、卵子や精子のもとになる胚細胞が腫瘍化したもので、女性の場合は卵巣で発生するケースが多い。ただどのような部位にも分化が可能で、腫瘍の中には骨や歯の成分など色々な組織が集まっているという。

ちなみにケイリーさんの動画への反応は様々で、次のようなコメントが寄せられた。

「結局双子だったの? 説明があやふやよね。」
「やはり双子の一部ではないわね。」
「でも診断したのは医師でしょう?」
「私の場合、脳の中に皮脂や髪の毛を含む嚢胞ができたわ。それほど珍しくないのでは?」
「私は卵巣腫瘍に髪の毛や脂肪が入っていた。」
「グロテスクな写真ではなくてホッとした。」
「この傷は双子の片割れ。彼女を守ってくれていると考えればいいことよ。きっと彼女はそう思っているはず。」
「双子妊娠中。これを見たら怖くなってきた。」
「医学的なことは分からないけど、興味深い。」
「本当のところはどうなの? 教えて!」

画像は『New York Post 2022年7月12日付「I have a scar on my forehead from eating my stubborn twin in the womb」(TikTok / @verrilame)』『kaley 2022年7月9日付TikTok「Replying to @aleigh_25」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)