画像は『ジャスティス・リーグ』のフラッシュ
 - Warner Bros. / Photofest / ゲッティ イメージズ

写真拡大

 米ワーナー・ブラザースとDCは、治安びん乱行為とハラスメントの容疑で逮捕されたエズラ・ミラーについて緊急会議を開き、ミラーが関与する新作プロジェクトを一時停止することで合意したと、米 Rolling Stone が独占で報じた。

 ミラーは現地時間3月28日、米・ハワイ州にあるバーで興奮状態となり、カラオケで歌っている女性から無理矢理マイクを取り上げ、ダーツをしていた男性に突進したとして逮捕された(その後、保釈金500ドルを支払いすぐに釈放)。さらに、ミラーは宿を提供してくれた夫婦の寝室に侵入し、二人を脅した後に所有物を盗んだとして、一時的な接近禁止命令を申し立てられていた。

 同サイトの情報筋によると、ワーナーとDCはミラーの逮捕を受け、現地時間3月30日に緊急会議を実施。人気ヒーロー・フラッシュとして出演する可能性があるDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)作品を含む、今後の新作プロジェクトを一時停止することで意見が一致したという。

 また、ワーナー・ブラザースなどを擁する米ワーナーメディアはディスカバリーとの統合を控えていることから、同社の業績を左右する大作について重大な決断は避けたとのこと。ミラーが主演を務める映画『ザ・フラッシュ(原題) / The Flash』は、全米公開日が今年11月4日から2023年6月23日に延期されたばかりで、同サイトの情報筋はミラーが撮影現場で「正気を失っていた」とも伝えている。(編集部・倉本拓弥)