桜花賞1週間前追い切りで素晴らしい動きを見せるナムラクレア(写真右、撮影:井内利彰)

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 4月10日(日)に阪神競馬場の芝1600mで行われる、桜花賞。前走がフィリーズレビュー2着で桜花賞への優先出走権を得たナムラクレア(栗東・長谷川浩大厩舎)が今朝30日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。

 朝一番のCWへ浜中俊騎手を背に、2コーナーから入場。長谷川浩大調教師が跨るヴァトレニが先行して、これを追走する形。3馬身ほど追走する形で向正面を進めて、3コーナーから4コーナーも同じ差を保ったまま最後の直線に向くような感じで、そこから外へ持ち出す。

 じわじわと差を詰めていく形で、ゴールではきっちり2馬身ほど先着。時計は6F80.1~5F63.1~4F49.1~3F35.1~2F22.3~1F11.2秒。前走時の1週前追い切りと比較して、3Fが3秒も速くなっており、文句なしに素晴らしい動きだったと評価すべきではないだろうか。

(取材・文:井内利彰)