昨年11月に2021年度のプロテストに合格したルーキーの尾関彩美悠が、ゴルフウェアブランド「アドミラルゴルフ」とウェア契約を結んだ。
尾関は2003年生まれの18歳で、現在、渋野日向子らを輩出した岡山県作陽高に在学中。高校3年生となった2021年には「日本女子アマチュア選手権」で優勝し、同年のプロテストにもトップという最高の成績で一発合格を決めた。今季はQT58位の資格でツアーに出場する。
「小学生のころからずっと着ていました」という、幼少期から愛していたというブランドとウェア契約を結び「すごくうれしいです!」と笑顔を見せた尾関。同ブランドは堀琴音や畑岡奈紗らが着用するが、「小さいころにプロの試合に出させていただいたときに、着ているのを見て可愛いなと思っていました。同じウェアを着られるのは身が引き締まります」と話した。
アドミラルのデザインが好きだと続ける。「私の好きな落ち着いた淡い色が多く、ほかのウェアではあまり見ない色づかいで素敵だなと思っています。派手派手しくないのもいいですね。またイギリスの国旗であるユニオンジャックのデザインも好きなんです」。機能面も「冬服がとても暖かくて着こまなくていいのがすごく好きですね。スイングがとてもしやすいです」と今年は春先や秋口の冷え込む時期での成績にも注目したい。
新シーズンに向けて「トップ合格は自信にはなっています。くじけそうなときでも“私はトップ合格したんだ”と自分を勇気づけられると思います。重圧はないです」と前向きな姿勢を見せた18歳。今季前半は出場ランキング的にレギュラーツアーと下部に当たるステップ・アップ・ツアーを行き来するかたちとなる。「ルーキーで勉強の年にもなると思いますが、レギュラーツアーで優勝したいです。リランキングで上位に入り、後半戦はフル出場できるように頑張りたいです」と意気込んだ。
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