エンタープライズ号のクルー再集結へ!
 - Paramount Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

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 人気SF『スター・トレック』シリーズ第4弾の撮影が、年末にもスタートするとVarietyなどが報じた。クリス・パイン、サイモン・ペッグ、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、カール・アーバン、ジョン・チョーら主要キャストの復帰に向けて、交渉が進められているという。

 『スター・トレック』第4弾は、クリス扮するカーク船長がタイムトラベルによって父ジョージ(クリス・ヘムズワース)に出会うという内容で企画が検討されていたが、キャストとの交渉決裂や監督離脱の影響で前進せず。しかし、昨年夏にドラマ「ワンダヴィジョン」のマット・シャクマンが監督に就任したことで、再び企画が動き出していた。

 Varietyによると、現地時間15日に行われた米パラマウントの投資家向けプレゼンテーションに出席したプロデューサーのJ・J・エイブラムスが、第4弾の進捗を報告。「現在私たちは『スター・トレック』新作に注力しており、2022年末までに撮影を開始する予定です。オリジナルキャストや新たなキャラクターも登場し、『スター・トレック』を未知の領域へと進める手助けをしてくれることでしょう」と明言している。

 また同サイトの情報筋は、前作『スター・トレック BEYOND』の興行成績が振るわなかったことを受け、米パラマウントがリブート版キャストに関するマーケット調査を行っていたと報じている。調査の結果、主要キャストに対する観客の支持が高いことが証明され、続投に向けて動き出したという。

 脚本は、リンジー・ビアー&ジェニーヴァ・ロバートソン=ドウォレットが手がけたものを、ジョシュ・フリードマンとキャメロン・スクワイアーズがリライトしている。2023年12月22日全米公開予定。(編集部・倉本拓弥)