主婦業のかたわらエッセイストとしても活動する若松美穂さんが、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫をつづります。 今回は、寒〜い日、すぐに温まるためにしていることについて教えてくれました。

 

留守後の冷えた家。すぐに温まるためにすることは?

だれかが家にいるっていいですよね。玄関を入ったらフワッと暖かくて、「帰ってきた〜」とホッとします。
逆に長時間だれもいないと、家の中が冷えっ冷え。

●足元からの冷えを防ぐ無印良品のあったかルームシューズ

わが家は床暖房もないので、足元から冷たさを感じます。
そこで、年末に買いそろえたのが、5人分のあったかルームシューズ。
無印良品です! お手頃価格もうれしい。

私は足首まである方が好きなので、写真右下の「無染色ウールルームブーツ」(2990円)。
ほかの4人はスッと足が入る履きやすさを優先したようで、「リヨセル混起毛ニットルームシューズ」(1290円)を選択。
母が何度も「これは履きやすいし本当に暖かいわね〜。買ってよかった」と言います。リモートワークのときにも活躍しております。

 

●湯たんぽとハーブティーで体を温める

 

私も帰宅したらすぐにルームシューズを履き、やかんでお湯を沸かします。
湯たんぽに入れるお湯とハーブティー用のお湯を沸かして、芯から冷えている体を温める用意です。

 

お湯が沸くまでは部屋着に着替えたり、洗濯ものを入れたり、荷物を片づけたり。バタバタ動いている間に部屋も温まってきます。
お湯が沸いたら、湯たんぽとハーブティーでポカポカに。
冷えた手と体が温まると、家事をする元気が湧いてくるから不思議です。

 

●普段着にもそっと忍ばせるレッグウォーマー

 

そうそう、もうひとつ。今の私に必須なのがレッグウォーマー。
じつは寒がりな二女。「すそが広いパンツをはくと足元が寒い」というので、「パンツの中につけてみたら?」と白黒ボーダーのレッグウォーマーを貸したら、「あったか〜い! いいね!」と、奪われました(笑)

自分の分がなくなって、困ったな〜と思っていたのですが、たまたま入ったデパートで見つけて二つ購入。

右は少し厚手なので自宅用。寝るときにもつけています。実際は手にも使える2WAYらしいです。
靴下は途中で脱げてしまうことがあるのですが、レッグウォーマーは朝まで外れないので温かく、ぐっする眠ることができます。

左はショートブーツを履いたとき、タイツやストッキングに重ねて靴下に見えるように選びました。

少しずつ春に近づいているとはいえ、まだまだ寒さを感じる日がありますので、小さな工夫を重ねて温かく過ごしたいものです。