『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』より
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 映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などの新星マーガレット・クアリーと、『エイリアン』シリーズのシガーニー・ウィーヴァーが共演した映画『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』(原題:My Salinger Year)が、5月6日より日本公開されることが明らかになった。

 第70回ベルリン国際映画祭のオープニング作品として上映された本作は、ジョアンナ・ラコフの自叙伝「サリンジャーと過ごした日々」を基に、「ライ麦畑でつかまえて」の著者J・D・サリンジャーの担当エージェントと新人アシスタントの驚きの実話を描き出す。

 マーガレットふんする作家志望の主人公ジョアンナは、サリンジャーお抱えの出版エージェンシーに就職。サリンジャー担当の上司マーガレット(シガーニー)の新米アシスタントとして、世界中から大量に届くサリンジャーへの熱烈なファンレターを処理する日々を送ることになる。そんななか、ふとした思いつきから個人的に手紙を返し始めたジョアンナは、次第に自分自身を見つめなおしていく。

 メガホンを取ったのは、『ぼくたちのムッシュ・ラザール』『グッド・ライ〜いちばん優しい嘘〜』のフィリップ・ファラルドー監督。そのほかのキャストには、ダグラス・ブース、サーナ・カーズレイク、ブライアン・F・オバーン、コルム・フィオールらが名を連ねている。(編集部・吉田唯)