役への思いを語った長澤まさみ

写真拡大

 女優の長澤まさみが27日、都内で行われた「『コンフィデンスマンJP』大感謝祭2021!!」に出席し、ダー子というキャラクターに出会えたことに大いに感謝した。イベントには東出昌大、小日向文世、小手伸也、織田梨沙も参加した。

 最新作『コンフィデンスマンJP 英雄編』は、一流の腕を持つコンフィデンスマン(=信用詐欺師)たちの活躍を描いた「コンフィデンスマンJP」シリーズの劇場版第3弾。元マフィアが所有する古代ギリシャ彫刻を奪い取るために、ダー子(長澤)、ボクちゃん(東出)、リチャード(小日向)が、マルタ島に乗り込む姿が描かれる。

 2018年に連続ドラマとして放送以来、スペシャルドラマ、劇場版3作品と長きに渡り作品の主演を務めてきた長澤。改めて「みなさんに愛されている作品なんだなと実感しています」と述べると、最新作のタイトルにちなみ「自身にとっての英雄は?」という質問に「わたしの女優人生において、すごく良い出会いであり、影響を受けたのがダー子という役です。これだけ愛されるキャラクターに出会えたことは、宝くじに当たるような確率。わたしにとっての英雄はダー子です」と熱い思いを語る。

 そんな長澤に小手は「僕らにとっての英雄は長澤まさみです」と断言すると「現場では『わたしについてこい』というタイプのリーダーではないのですが、『長澤まさみがあれだけ頑張っているのだから、もっといいものを届けなければ』と思わせてくれる、背中で語るリーダーです」と大絶賛。小手の称賛に長澤は「肩がしっかりして、大きな背中で良かった」と冗談を言い、照れ隠ししていた。

 またこの日は、本作のために新曲「Anarchy」を書きおろしたOfficial髭男dismがVTRでサプライズ登場。長澤は「これまでずっと一緒に作品を作ってくださっていたのに、メンバーの方が映画に出演したことはないんですよね。ぜひ一緒に出ていただきたいです」とラブコールを送ると「今回はダー子、ボクちゃん、リチャードの3人の真剣勝負が見どころ。3人の心の動きを見逃さないでほしいです」と映画をアピールしていた。(磯部正和)

映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』は2022年1月14日より公開