当日のTOHOシネマズ新宿の様子。
 - (C) 2021「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 (C) 芥見下々/集英社

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 アニメーション映画『劇場版 呪術廻戦 0』の最速上映が、ファンにとって重要な“百鬼夜行の決行日”である12月24日0時から行われ、全国58スクリーンに約15,000人が来場し大いに盛り上がった。

 当初、“百鬼夜行”の舞台となる新宿では、TOHOシネマズ新宿、新宿バルト9での上映が決定していたが、チケット発売から数分で完売するほどの人気ぶりだったため、順次スクリーン数を増やし、最終的に8スクリーンでの上映が決定した。

 TOHOシネマズ新宿には約2,000人の観客が訪れ、映画館中が熱気に包まれる中上映が始まった。終盤には客席から嗚咽が漏れる中、同日1時に解禁となったKing Gnuによる新曲『逆夢』がエンディングテーマとして流れた。上映終了後は涙を流しながら劇場を後にするする人が多く見られた。

 芥見下々によるコミック「呪術廻戦」を原作としたテレビアニメシリーズは人気を博し、一大ムーブメントを起こした。初の映画化となる本作で描かれるのは、既刊単行本の中でも人気のストーリーの一つである「呪術廻戦」の前日譚「呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校」。呪術廻戦の原点であり、愛と呪いの物語となる。幕開けを記念して、乙骨・真希・棘・パンダ・五条・夏油のアクションシーンの場面写真も公開された。(今井優)