『真夜中乙女戦争』の池田エライザ&永瀬廉
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 永瀬廉(King & Prince)が主演を務める映画『真夜中乙女戦争』(2022年1月21日公開)から、池田エライザの歌唱シーンを切り取った本編映像が公開された。

 本作は、平凡で退屈な日々を送る大学生の“私”が、自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争を描いたFによる同名小説を『チワワちゃん』などの二宮健監督が映画化する青春ダークエンターテインメント。凛々しく聡明な“先輩”(池田)や、カリスマ的な魅力を持つ“黒服”(柄本佑)との出会いで退屈だった日常が一変した“私”(永瀬)が、“真夜中乙女戦争”という名の東京破壊計画に巻き込まれていくことになる。

 公開された本編映像は、東京が破壊されるクリスマスイブの前日の様子を捉えたもので、“先輩”と“私”が登場。互いに惹かれあいつつも、“黒服”の存在によりお互いの気持ちが見えず疑心暗鬼になりつつある二人だが、とあるバーでジャズのスタンダードナンバー「Misty」をしっとりと歌い上げる“先輩”と、その姿をじっと見つめる“私”の表情からは、それぞれの本当の思いが垣間見える。

 圧倒的な歌唱力を披露した池田は、本番前に感情が高ぶって思わず涙しながら撮影を行ったそうで、今回歌った「Misty」について「“先輩”の“私”に対する心情を表しており、“私”のことが気になるのに“私”がどこで何をしているのかがわからず、自分の気持ちも含めて霞んでいるようで、曲の歌詞とリンクしている」とコメント。公開された映像には、本編にはない原作者Fによる日本語歌詞も添えられている。(編集部・吉田唯)