カミングフレーバーのAIRI (C)2021 Zest, Inc.

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ももいろクローバーZの佐々木彩夏が主催するアイドルの祭典、「AYAKARNIVAL2021」が11月17日(水)、日本武道館にて開催される。今年で3回目となるが、2019年に開催された1回目で「見つかった」と言われるのが、SKE48の若手メンバーで結成されたユニット・カミングフレーバーのAIRIこと中野愛理だ。彼女に「AYAKARNIVAL」にかける思いを聞いた。

【写真】カミングフレーバーのライブで歌うAIRI【6点】

――第3回AYAKARNIVALまで間もなくとなりました。今の心境は?



AIRI まだ実感が湧いてこないんですけど、今年は(会場が)日本武道館なので。いつもより緊張しています。

――会場が武道館と聞いて、どう思いましたか?



AIRI 自分がアイドルとして立つことになるなんて思っていなかったので、ビックリしました。なにしろ大きな会場なので……。「すごくない?」とメンバー間で話しています。まず、3回連続で出させていただけるとも思っていなかったので、会場がどこになるかということを意識していませんでした。なので発表されて、「え!?」ってなりました。

――カミングフレーバーにとってAYAKARNIVALは大きな意味のあるステージですよね。



AIRI 初めてファンの方の前に立たせていただいたのが、2年前のAYAKARNIVALさんでした。それ以来、いろんなイベントにカミフレとして呼んでいただけるようになりました。だから、AYAKARNIVALさんは私たちにとって拠点というか、ホームみたいな場所です。今回は3回目のステージなので、成長した姿をお見せしたいと思います。

――AYAKARNIVALがなぜ開催されるのか、まだ理解していない人も多いと思います。そんな人に開催される意義を説明すると?



AIRI あーりんさん(佐々木彩夏=ももいろクローバーZ)がおっしゃるには、まだ世間的に見つかっていないアイドルを集めて、かわいいアイドルがこんなにいるんだよって広めるのが目的だそうです。

――第1回AYAKARNIVALで見つかったのが、AIRIさんでした。「カミフレの紫のパフォーマンスがヤバい!」という反応が多かったですよね。配信されていたニコ生のコメントは特に「紫すげえ!」となっていて。



AIRI 終演後、エゴサーチしたら、ももクロさんのファンの方が盛り上がっていました。話題にしてくれて、すごく嬉しかったです。でも、第1回の私たちはまだ体力が全然なくて、死にそうになりました(笑)。生きるか死ぬかをさまようくらい、ゼエゼエハアハアしながら踊っていて。2曲目でダウンしそうになったんですけど、目の前で踊っていたKIMIEちゃんが肩で息をしながらも頑張っているのが目に入ってきて。私のほうが先輩なのに、こんなところでバテてちゃダメだと思って、必死に踊り続けました。

――去年の2回目はいかがでした?



AIRI 1回目と比べると、精神的にも体力的にも余裕がありました。「前回のほうがよかった」と言われるのは怖かったですけど、日々のレッスンで体力がついていたので、その点について不安はなかったです。

――今はSKE48としてだけではなく、カミフレとしてのレッスンもしているとか。



AIRI はい。ボイトレを定期的にしています。週に1〜2回あって、イベントが近づいたらさらに詰め込みます。私は声が小さいと言われていたんですけど、ファンの方は私の声量が大きくなったことにビックリしています。でも、MIYOさんは2人分くらいの声量が出るし、音域も広いのですごいなって思います。私ももっと成長したいので、家に親がいない時にこっそり練習しています。

――AYAKARNIVALには他のグループも出演しますが、意識しますか?



AIRI 意識します。舞台袖でスタンバイしている時、ステージでパフォーマンスしているアイドルさんをつい見てしまいます。前回は=LOVEさんのステージがすごすぎて! 列も揃っているし、歌も上手だし。うわーっと思いながら見ていたら、レスをもらって驚きました。「レスを送る余裕があるのか!」と思って(笑)。

――今回、特に気になるグループは?



AIRI 超ときめき▽宣伝部(※▽はハートが正式表記)さんです! 最近、よく曲を聴いていたんですよ。歌も上手だし、SNSでもバズってて。お会いできるのかな……めちゃめちゃ楽しみです。

――今回はHKT48が初出演しますね。



AIRI それもビックリしました。前回は48グループからSTU48さんがいて驚いたのに、今回はHKT48さんで。やっぱり比べられちゃうと思うので、負けたくないです! 今回のHKT48さんの7人はシングルの選抜メンバーが多いので、知名度はHKT48さんのほうが上だと思うんですね。だからこそ、終わった後「カミフレもすごかったね!」って言ってもらえるよう評価をひっくり返したいなと思います。

――カミフレ自体のお話もお聞きしたいのですが、今年はカミフレにとってどんな年でしたか?



AIRI 6月にミニアルバム『かみふれ!』を出すことができました。発売後には東京と名古屋でツアーをやらせていただいて、経験を積んだことで自信がついてきました。活動する場所が増えてきて、知名度が上がってきた気がします。

――一時中断になっています(12月に再開予定)が、ツアーはいかがでしたか?



AIRI すごく楽しかったです。いろんなタイプの楽曲をいただいたので、いろんな自分を見せられたと思います。応援ソングでは泣いている方もいらっしゃったので、心を動かすことができましたし「成長を感じた」というコメントもいただきました。

――今年はユニットから2人が卒業しました。



AIRI 明るい髪色のメンバーと、一番背が低いメンバーが抜けたのは大きいです。9人でカミフレだと思っていたので……。人数が減っての初レッスンでは、「少なっ!」と思いました。曲の歌割も全部変更しそうになったんですけど、抜けたメンバーの分は誰かがカバーすればいいということになって。そういうところはカミフレらしいなって思いました。

――最後に、今のカミフレの魅力を言葉にすると?



AIRI パフォーマンス力の高さと仲の良さです! まだまだだとは思うけど、3年前と比べたら力もついたし、誰を見てもかわいいし。あと、カミフレは戦える人たち! 私たちは対バンが多いので、そこを売りにしていきたいです!

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