12日、政府ソウル庁舎で開かれた国政懸案点検調整会議で謝罪する金首相=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の金富謙(キム・ブギョム)首相が新型コロナウイルス防疫措置に違反した問題で、政府の中央事故収拾本部の孫映レ(ソン・ヨンレ)社会戦略班長は15日の定例会見で、「当該自治体が調べ、過料の行政処分を行い、先週土曜日に納付措置が完了した」と明らかにした。

 金首相は6日にソウル市鍾路区の公邸で大学の同級生ら10人と昼食会を行ったことが報道で明らかになった。金首相を含めると計11人で、10人までとなっている私的な集まりの人数制限を超えていた。

 金首相は防疫の責任者である中央災難(災害)安全対策本部の本部長を務めている。12日に事実を認め、謝罪した。

 鍾路区庁が首相公邸を訪れて事実関係を確認し、過料を科したという。