「機界戦隊ゼンカイジャー」(テレビ朝日スーパーヒーロータイムより)

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スーパー戦隊シリーズ「機界戦隊ゼンカイジャー」(テレビ朝日系)の2021年9月26日放送回が、SNS上で大きな反響を呼んでいる。人気漫画「テニスの王子様」を彷彿させると話題になったためだ。

「初めは軽い気持ちでした」

26日放送の"第29カイ"「王子のねらい、知っているかい?」では、テニスでしかダメージを与えられない敵が登場。主人公たちは、漫画でテニスを学んで特訓に励み、敵を打ち破った。

バトルでは、「テニスの王子様」を彷彿とさせる展開が繰り広げられる。セリフについても、同作の主人公・越前リョーマの口癖「まだまだだね」、人気キャラ・跡部景吾の名言「俺様の美技に酔いな」に似たものが飛び交った。

こうした内容を受けて、SNS上では「ゼンカイジャーがテニプリ(編注:『テニスの王子様』の愛称)してる」「ゼンカイジャーでテニプリがてんこ盛りだった件、すごく好きです」と驚く声や喜ぶ声があがっている。

製作元の東映はブログ「ゼンカイ備忘録」で、演出の経緯を次のように明かしている。

「待ってください!!!!! 違うんです!!!!!!!ここまでひどいことになるとは思ってなかったんです!!!!!!!!初めは軽い気持ちでした。それがまさかこんなことになるなんて......」

ブログによれば、当初は「スポーツの秋」を意識していたという。ラケット競技が大好きな出演俳優・世古口凌さんの希望もあり、テニスを題材にしたストーリーになった。

なお「機界戦隊ゼンカイジャー」には、「テニスの王子様」の舞台化作品「ミュージカル『テニスの王子様』」で活躍した俳優も出演しているが、ブログでは「決して、テ〇ミュ俳優がレギュラーに居るからテニスやりてぇ!だけで突き進んだわけではないんですよ?」と弁明している。

「ゼンカイジャーの分までごめんなさいをしてきて下さい!!!!!!!」

こうした経緯でテニスを題材とした話が作られることになった。脚本家・香村純子さんが「テニスのプリンスに造詣が深かった」ために、脚本段階から様々なネタが仕込まれていったのだという。俳優たちが演技の参考にするメモ「ト書き」にも、「(テニ〇リ的ツイストサーブ)」などと書かれていたと明かされた。

ブログの最後には、諧謔を込めてこう書き込まれている。

「我らがテニスワルドも驚愕の最強テニス映画『〇ョーマ!』が、全国の映画館で絶賛上映中!!!(なんだこのタイミング!)これは皆様、行くしかない!是非劇場に足を運んで、そしてゼンカイジャーの分までごめんなさいをしてきて下さい!!!!!!! お願いします!!!それでは逃げるように、次カイも全力全開〜〜〜〜!!!!!!!!」

テニスの王子様をもとにした3DCG映画「リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」が上映中だ。