1年半前にRBライプツィヒからヘルタ・ベルリンへと加入して以降、天才と狂気の狭間に揺れ動き続けてきた、マテウス ・クーニャ。今夏に行われた東京五輪にて金メダルを獲得したブラジル人FWについては、そのため適切なオファーが届くならばそれに応じる可能性はあるだろう。おそらくボビッチ競技部門取締役は、少なくとも3000万ユーロの収入は見込むはずだ。

 ただその一方でロシア1部ゼニト・サンクトペテルブルクからのオファーに断りを入れている同選手としては、あくまで欧州トップリーグ、できうることならばチャンピオンズリーグの舞台でのプレーを希望しているところ。

 そこで関心が伝えられているのが、昨季のスペイン王者アトレチコ・マドリーであり、FWの補強を目指すことからフィオレンティーナのドゥシャン・ヴラホヴィッチも候補として浮上する中で、スペインにて報じられた情報によればマテウス ・クーニャ獲得にむけ、移籍金3000万ユーロ(+成果に応じたボーナス)を用意しているという。