欧州クラブ協会(ECA)は月曜日、この春に『スーパーリーグ構想』参戦を表明し、同協会を脱退していた12クラブのうち、9クラブが再加盟することを発表した。スペインからはアトレチコ・マドリー、イタリアからはインテルとACミラン、イングランドからはリヴァプール、チェルシー、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、トッテナムの6クラブであり、ECAによればこれらのクラブは、スーパーリーグが「サッカー全体の利益とならない」と認識しているという。

 「ECA理事会においてこの決定は、欧州サッカー界にとって不幸で、波乱に満ちたエピソードの終結を意味するものであり、欧州サッカー界の結束を強化するという、ECAの絶え間ない取り組みに沿ったものである」と発表。ただし中心的役割を果たしたレアル・マドリード、バルセロナ、そしてユベントスについては、いまもなおスーパーリーグ設立を目指しており、最近では、欧州司法裁判所(ECJ)にも提訴するなどの動きをみせている。