「五黄土星」は我が道を行く孤高の人? 性格、行動パターン、金運、仕事運
占いや暦に用いられる「九星」のひとつ「五黄土星」は、万物を支配する帝王の星。沃な大地を意味する五黄土星の特徴とは? 性格や行動パターン、金運・仕事運などを解説します。
■五黄土星とは?
◎九星気学の九星のひとつ
九星気学の九星とは、一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星のこと。これらは世の中に存在するエネルギーを9つの「気」と考え、分類したものです。
九星は年・月・日・時それぞれに存在しますが、占いによく使われるのは年と月の九星。人の生まれ年で決まる九星は「本命星」、生まれ月で決まる九星は「月命星」と呼ばれています。この記事では「本命星」の「五黄土星」についてお話しします。
◎五黄土星の生まれ年はいつ?
1932年、1941年、1950年、1959年、1968年、1977年、1986年、1995年、2004年です。
■五黄土星の特徴
◎人から見たときの五黄土星の印象
圧倒的な存在感で周囲を制しています。「常にグループの中心にいる人」という印象を周りの人たちは抱いているでしょう。関わったことがない相手からは、豪快で自己主張が強く、気軽に話しかけづらい存在と思われているかも。一方で身近な人は、親分(姉御)肌で情に熱い一面にグッと心をつかまれているようです。関わる・関わらないで印象が二分されるのが特徴的です。
◎五黄土星はどんな性格?
我が強く物怖じしません。周りに流されず、堂々と我が道を行く孤高の人です。目標達成のために、自分のやり方で最後までやりきる強い精神力もあります。そのため、リーダーに選ばれるなど責任感のある仕事を任されることも多いはず。正義感が強く、困っている人には真っ先に手を差し伸べる優しい一面も。質実剛健な人情家と言えるでしょう。
◎五黄土星の行動パターン
集団行動が苦手で1人でいることを好みます。孤独に強くマイペース。人が自分をどう思っているかなど全く気にしません。友達や恋人がいなくても平気なので、人間関係のゴタゴタで悩むことは少ないでしょう。1人で何でも決めてしまう傾向があるため、誰かと一緒にいる場合、知らず知らずのうちに相手を困らせているケースも。
■五黄土星の金運・仕事運
◎五黄土星の才能
帝王の星を持つ五黄土星は、強烈なリーダーシップでみんなを引っ張っていくエネルギーの持ち主。逆境に強く、ピンチをチャンスに変える強運体質でもあります。諦めるという選択肢なんてないでしょう。目標のために最後までやりきる姿勢を、周りはリスペクトしているはず。
◎五黄土星の適職
上昇志向が強く勝ち気な性格は、社長やオーナーといった経営のトップ向き。絶対的な指導力を活かすなら、政治家や官僚もおすすめです。芸能界にも向いていますよ。パンチのある個性が認められ、俳優やタレントとして成功を収められるかもしれません。陸上競技やゴルフ、水泳にスキーなど個人競技のスポーツ選手を目指すのもよさそうです。
◎五黄土星のキャリアの築き方
自己主張が強い性格が災いし、若い頃は周りとの衝突が多いかもしれません。そんな逆風の中でも、自分の意思を曲げずにひとりで突き進んでいけるのが五黄土星の強みです。着々と手柄を積み重ねて、中年期以降にその頑張りがようやく報われるでしょう。年齢と共に角が取れ、もともとの親分肌な気質が目立つようになりそう。やがて人情味あふれる勇ましいリーダーとして成功を収められます。
◎五黄土星の金銭感覚
豪快とケチが両立しています。といってもお金を使うとしたら、寄付や人のため。気前よくポンとお金を差し出します。普段はどちらかというとお金にシビアなほうかも。周りからは「ケチ」と思われているようです。とはいえ大雑把な気質なので、お金に執着しすぎることはないでしょう。
◎五黄土星の財産
お金を引き寄せる星を持っていますが、そこに甘んじていると将来は少し危ういかも。若い頃からなるべく健全な金銭感覚を身につけるようにするとGood。安定した中年期を送ることができます。まずは一にも二にも貯金。定額貯金で地道に貯めましょう。貯まったお金の一部は資産運用に回すのが吉。主に不動産で運用すると確かな利益を生み出せそうです。
(加藤那緒子)