ジオがオランダ代表監督就任に意欲 「光栄なこと」

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ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト氏(46)が、オランダ代表監督就任に興味を示している。オランダ『ESPN』が報じている。

ユーロ2020でベスト16敗退となったオランダ代表では敗退後に、フランク・デ・ブール監督(51)が辞任を発表した。

これにより、来年行われるカタール・ワールドカップ(W杯)に向けて新指揮官探しをスタートしたオランダサッカー協会(KNVB)は、現時点でルイス・ファン・ハール氏やフィリップ・コクー氏といったオランダ人指揮官、外国人指揮官を候補に挙げていると見られている。

そういった中、現役時代に代表通算106キャップを刻んだ名サイドバックは、オランダ『NOS』でオランイェの新指揮官への関心を認めている。

「オランイェの監督になることは私にとっての野心だと以前に話した。私は1996年から2010年までの14年間その一員となり、それは大きな名誉だった。同時に、私にとって監督を務めることは光栄なことだ。ただ、今後どうなるかはわからないよ」

現役時代にアーセナルやバルセロナで活躍した“ジオ”の愛称で知られるファン・ブロンクホルスト氏。2015年からは古巣フェイエノールトの指揮を執ってきたが、2018-19シーズン限りで退任。

その後、マンチェスター・シティらを傘下に置く『シティ・フットボール・グループ』での仕事を経て、2020年には中国スーパーリーグの広州城足球倶楽部の指揮官に就任も、同年12月に退任していた。

指揮官としての実績はフェイエノールトでのエールディビジ優勝、2度のKNVBカップ制覇とその他の候補に比べて地味だが、その熱意が評価されてデ・ブール監督の後釜に指名されることになるか…。

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