レバークーゼンMFアミリ【写真:Getty Images】

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レバークーゼンのMFナディーム・アミリが見せた華麗な一撃に注目

 レバークーゼンでプレーするドイツ代表MFナディーム・アミリは現地時間2日のフランクフルト戦(1-2)の前半9分に先制ゴールをマークした。

 鮮やかな回転ターンでの股抜きからGKを翻弄するバックヒールシュートは海外メディアでも取り上げられ、「2021年最初のプスカシュ賞候補?」と注目を浴びている。

 フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠と日本代表MF鎌田大地も先発出場していた一戦で、華麗な一撃が生まれた。

 0-0で迎えた前半9分、アミリはペナルティーエリア内に走り込み、味方から浮き玉のパスを受けた。ゴールに背を向けた体勢から体を半回転させながらボールをコントロールしてマーカーを外すと、最後はGKとの1対1の場面で虚をついたバックヒールシュートを選択。ボールはGKの股を抜き、ゴールネットを揺らした。
 
 鮮やかな身のこなしと冷静なフィニッシュワーク。この得点はブンデスリーガ公式Youtubeでも「ワールドクラスのバックヒールゴール」として紹介され、「デニス・ベルカンプのゴールを呼び起こす」などとファンからの反響を呼んだ。

 さらにこのゴールにイギリスの国営メディア「BBC」も注目。「ナツメグ(股抜き)とバックヒール。2021年最初のプスカシュ賞候補では?」と早くも今年のベストゴール候補の一つとして紹介されている。(Football ZONE web編集部)