ガーミンジャパンは6月25日、サイクルコンピュータ「Edge」シリーズから、「Edge 1030 Plus」と「Edge 130 Plus」を発表した。7月16日に発売する。記念キャンペーンとして、Edge 1030 PlusかEdge 130 Plusの購入者には、液晶保護フィルムとシリコンケースをプレゼント。キャンペーン期間は2020年7月16日〜8月16日。

左側が「Edge 1030 Plus」、右側が「Edge 130 Plus」


○Edge 1030 Plus

Edge 1030 Plusは、サイクルコンピュータのフラッグシップモデル。マウントキットなどを含めたセットで販売される。価格は86,000円(税別)。

従来モデルから内蔵CPUとバッテリーを強化し、トレーニング機能とナビゲーション機能も強化したアップグレードモデル。新機能は、デバイスに記録されたトレーニング負荷とVo2Maxをベースに、最適なワークアウトを提案するワークアウトサジェスション機能、ルートナビゲーションの一時停止機能、MTBダイナミクスなど。

ガーミンのハンドヘルド型GPS機器「inReach」と連動し、inReach衛星サブスクリプションを利用している場合、あらゆる場所からSOS信号を発信したり、メッセージの送受信を行える。サードパーティー製アプリからトレーニングプランを落とし込めるトレーニングプラン同期機能も備える。







画面表示の例


通常使用のバッテリー駆動時間は最大24時間。別売りの拡張バッテリーを使用すれば、最大44時間まで延ばせる。Edgeデバイスを以前に所持していた場合、アクティビティプロフィール、ライドタイプ、データ項目やペアリングしていたセンサー情報も自動で引き継ぎ可能。

ディスプレイサイズは3.5インチカラーで、IPX7に準拠した防水性能を持つ。接続機能はANT+、Bluetooth、Wi-Fi。衛星測位はGPS、GLONASS、Galileo、みちびき(補完信号)に対応。センサー類は、気圧高度計、環境光、磁気、G、心拍、パワー、スピード、ケイデンスなどを内蔵。本体サイズはW58×D19×H114mm、重さは123g。

○Edge 130 Plus

Edge 130 Plusは、軽量コンパクトなシンプルモデル。セット価格は26,800円。本体のみが20,800円。

新機能のクライムプロは、クライム中の勾配変化や残り平均斜度をグラフと数字で表示し、ペース配分をアシスト。事故検出・救助要請機能では、緊急連絡先を登録しておくことで、デバイスが衝撃を検知したときにアラートを送信する。トレーニングプラン同期機能、MTBダイナミクスなども搭載。







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ディスプレイ1.8インチモノクロ。バッテリー駆動時間は最大13時間。防水性能はIPX7準拠。接続機能はANT+、Bluetooth。衛星測位はGPS、GLONASS、Galileo、みちびき(補完信号)に対応する。センサー類は、気圧高度計、加速度計、G、心拍、パワー、スピード、ケイデンスなど。本体サイズはW41×D16×H63mm、重さは333g。