鄭銀敬氏(資料写真)=(聯合ニュース)

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【ジュネーブ聯合ニュース】世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するライアン氏は22日(現地時間)の記者会見で、韓国当局が首都圏で新型コロナウイルス感染の第2波が起きていると発表したことについて、「韓国は依然として(感染の)統制措置をしっかり行っている」との認識を示した。

 また、「韓国全体の感染者数は極めて安定的」として、「韓国の防疫当局はウイルスがどこにあり、どうやって感染するか観察しており、ウイルスに勝つために戦っている」と評価した。

 韓国の中央防疫対策本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長は22日の会見で、「首都圏の場合、第1波が4月まであり、5月の連休に第2波が触発され現在まで続いている」と指摘。「大流行ではないが、地域社会で第2波が流行している」とし、「こうした流行は(今後も)繰り返されると思う」との見通しを示した。