彼氏の「普通に好き」ってどういうこと? 男心のナゾを解明!

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「私のこと、好き?」そう聞いたときの彼氏の返事が「普通に好きだよ」だった経験はありませんか?

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「うん、好きだよ」でも「一番好きだよ」でも「好きに決まってるじゃん」でもなく、「“普通に”好き」。

“普通に”とはどういう意味なのか。好きは好きだけれどそこまで深くはないレベルなのか。ちょっとモヤモヤしてしまう女性も多いのではないでしょうか。

どうして男性の中には“普通に”を付ける人がいるのでしょうか。その理由をご紹介します。

男性の言う「“普通に”好き」の意味

男女で違う“好き”の範囲と傾向

まず、女性にとっての“好き”と、男性にとっての“好き”を比べてみましょう。

女性は異性と出会ったとき、頭の中で相手の男性を「好き」「どちらでもない」「どうでもいい」の3つに分類します。そしてその中でも「どちらでもない」の範囲がかなりの割合を占める傾向があります。

女性の場合、男性を「いいなぁ」と思うのはかなりピンポイントなのです。

一方、男性が異性と出会ったとき、頭の中で相手の女性を「好き」か「どうでもいい」のほとんど2択に分類します。そして範囲の割合は「好き」が多くを占める傾向があります。

この“好き”の分類方法の違いが、男性に「普通に好き」と言わせるのです。

“普通に”好き=“落ち着いた”好き

女性にとっての異性の分類は「好き」「どちらでもない」「どうでもいい」の3つ。中でも「どちらでもない」がかなりの割合を占めます。

さらに“普通"という言葉には“平均”という意味合いも含まれています。

このことから多くの女性は「普通に好き」と言われると、分類の真ん中である「どちらでもない」を意識してしまうためにあまり嬉しく感じられないのですね。

ところが多くの男性にとって異性の分類は「好き」か「どうでもいい」の、ほとんど2種類しかありません。そして彼女は当然「好き」に該当します。

さらに「好き」の中でも付き合い始めの頃の燃えるような気持ちは落ち着いてきている。だから「普通に好き」だと思うのです。

心は落ち着いているけれど、やっぱり相手が好きなんだなぁと思ったとき。男性が「普通に好き」と口にするのはそんなときなのです。

■分かりやすく「好き」と伝えてほしいけれど…

もしも彼氏からの言葉が「普通に好きだよ」だったとしても、思い悩む必要はありません。

付き合い始めのころは彼女に大きな愛情表現をしていた彼氏も、しばらくすると落ち着いてきます。

気持ちが落ち着くといっても、彼女のことが好きな気持ちは変わっていません。「私のこと好き?」と聞かれたら答えようとも思っています。

ただ、好きの種類が付き合い始めの頃の燃えるような“好き”から、時間の経過とともに落ち着いた穏やかな“好き”へと変化しただけなのです。

「どうして私なの?」という質問に男性が困る理由

女性が大切にする“エピソード”

話は変わりますが、彼氏に「どうして私と付き合おうと思ったの?」「どうして私を選んだの?」と聞いたことはありますか?

この質問をする女性は、相手を好きになるに至ったエピソードを大切にする傾向があります。

相手を「ちょっといいな」と感じたこと。その積み重ねで相手を好きになったはずです。

・落としたペンを拾ってくれて嬉しかった。その時から彼のことが気になり始めた。
・電話を取り次いだときに、笑顔で『ありがとう』と言ってくれた。とっても気持ちの良い人なんだな、と思った。

このようなエピソードを大切にし、相手の話も知りたいと思うのです。

ただ「好きだから」付き合う男性

ところが、「どうして私なの?」という質問に対して、かなりの男性は答えることができません。「一緒にいて楽しいから」「好きになったから」せいぜいこんな答えが返ってくる程度です。

なぜだと思いますか?

それは、多くの男性が女性と付き合うのに“好きになった理由”を必要としない傾向があるからです。「好きになったから好き」ただそれだけなんです。

「どうして?」と聞かれると困る男性がいるのはこういう訳なんですね。

ただ「あなたを好きになったから付き合っている」と考えている男性は多いです。ですから、もし彼氏から明確な答えが得られなかったとしても、考え方の違いだと思って受け入れる方が良いかもしれません。

原作:織田隼人