都内から車でおよそ2時間。とある洋館を貸し切りにして、久々のグラビア撮影を敢行。庭のカットでは、生まれたままの姿に白い布1枚をまとうなど、セクシーに挑戦した佐藤寛子。

 4年前にシングルマザーとなり、奄美大島へ移住したりと、世間を驚かせた彼女。今春からは、いまの事務所へ移籍し、女優として本格的に再始動した。34歳になり、大人の女性として表現力を増している。

「グラビアを見比べて、初めて気づく “心境の変化” もあるんですよね。『若いときはストイックに体を絞っているな』とか、『年を経るごとに、年相応の体の表現力を重視しているな』とか」

 最近 “変化” を感じた、自身の強みとは。

「これまでは演技以外、つまりコミュニケーションの部分で、遠慮ばかりしていたんです。だけど今では、演技だけに集中できるようになりました。母親になった経験があるからかな(笑)」

 多くを経験した彼女の、今後の展望は。

「自分が変わるときって、思ってもみないときに、思ってもみないところへってことが多くて。だからこれからも、なすがままに身をまかせるつもりです」

さとうひろこ
34歳 1985年2月17日生まれ 神奈川県出身 T159・B83W59H91 高校在学中より芸能活動を開始。清純な容姿と抜群のスタイルで、グラビアアイドルとして人気を博す一方で、2010年には「ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞」を受賞するなど、高い演技力が評価されている。そのほか最新情報は、公式ツイッター(@memeco_sakata)にて

写真・笠井爾示
スタイリスト・富田育子
ヘアメイク・大和田京子(SLANG)