米国防次官補 GSOMIA延長求める=「韓日は意味ある対話を」
![対談形式で講演したシュライバー国防次官補(左)=28日、ワシントン(聯合ニュース)](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/2/d/2dbdc_1607_e8824064_f923eaa3-m.jpg)
日本が韓国を優遇対象国から外す措置を強行したことなどを「経済的な決定は間違いなく緊張を高める原因になる」としながら、「われわれが懸念するのはこの問題が安保面に広がること」と、繰り返し懸念を表明した。
韓国の韓日GSOMIA終了決定に対しては、「米国は文在寅(ムン・ジェイン)政権がGSOMIAを延長しなかったことに強い懸念と失望を表してきた」と述べ、北東アジアで直面している深刻な安保的課題を文政権が誤解していることを反映するものかもしれないとした。
また、GSOMIA延長の是非について韓米は協議したが、韓国が実際に終了を決定するにあたり、事前に通知はなかったと明らかにした。
シュライバー氏は、GSOMIAが終了すれば韓米日3カ国間の情報共有が煩雑で不便になるとし、「われわれが運用する安保環境内でリスクが増す」と強調した。
韓日関係に関しては「歴史的な紛争と敵対、そして政治的な不和は、共通かつ必須の軍事的、安保的な協力とは切り離すべき」と主張。さらに「米国は韓日間の摩擦などがあろうとも、われわれの完全な相互防衛・安保は続かなければならないと強く信じる」と述べた。