辛東彬氏=(聯合ニュース)

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◇実刑判決の辛東彬氏 ロッテHD取締役を辞任

 朴槿恵(パク・クネ)前大統領とその友人への贈賄罪に問われ、実刑判決を受けた韓国ロッテグループの辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)会長が21日、ロッテホールディングス(HD、本社・東京)の代表取締役を辞任した。副会長には留まるという。辛氏はこの日、ロッテHD本社で行われた取締役会に先立ち、代表取締役から退く意向を表明。取締役会はこれを受理した。同社は辛氏が代表取締役副会長、同氏側近の佃孝之氏が代表取締役社長として共同代表を担ってきたが、今回の辞任により佃氏が単独で代表を務めることになる。

◇娘の友達を殺害・遺棄 イ被告に死刑判決

 娘の友達の女子中学生を殺害したとして、殺人、死体遺棄、未成年者強姦などの罪で起訴されたイ・ヨンハク被告の判決公判がソウル北部地裁で開かれ、地裁は「更正の可能性があるとは認めがたく、さらに残虐で変態的な犯行に及ぶ可能性が高い」として、イ被告に死刑を言い渡した。

◇政府 GMと支援策巡る協議へ

 政府は来韓したゼネラル・モーターズ(GM)の国際事業の統括本部であるGMインターナショナルのエングル社長と、経営難に陥った韓国GMの支援策を巡る具体的な協議を始める。月末にも本格的な交渉に入る見通しだ。ただ、政府はGMに対し、具体的な経営再建案の提示を求めている。

◇スケート女子チームでいじめか 本質は派閥争い

 沈静化していた韓国スケート界の派閥問題が再燃しそうだ。冬の祭典のはずの平昌冬季五輪で特定の選手に対するいじめ疑惑が持ち上がり、応援を受けるべき選手たちが涙を見せる事態となっている。

◇セクハラ告発「Me too」広がる 演劇界の大物・人気俳優も

 韓国で法曹界に続き、文化界を中心にセクハラを告発する「Me too(私も)」運動が広がっている。複数の女性からセクハラを告発されている演劇界の大物、李潤沢(イ・ユンテク)氏や人気俳優のチョ・ミンギ氏らの容疑が確認された場合、刑事罰を科すことかできるかどうかにも関心が集まっている。