中国メディア・今日頭条は22日、日本での生活で中国人が驚くであろう事柄を紹介する記事を掲載した。紹介されたものの中には、ハイテク先進国である日本に残る前時代的な慣習も含まれているようだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・今日頭条は22日、日本での生活で中国人が驚くであろう事柄を紹介する記事を掲載した。紹介されたものの中には、ハイテク先進国である日本に残る前時代的な慣習も含まれているようだ。

 記事が最初に紹介したのは、履歴書を手書きする習慣が残っていること。「求人に応募する際、応募者は必ず履歴書を手書きする。多くの会社にエントリーする時でも、その都度履歴書を手書きしなければならない」と説明している。

 最近ではパソコンなどで打ち込むケースも多く見られるようになったが、それでも手書きが多い。カフェに行くと、履歴書の記入に勤しむ就活生などをたまに見かける。いまだに履歴書の手書きが主流なのは、書き方や文字からその人の性格や誠意が垣間見えるからだろう。

 また、日本では電車が5分遅れただけも車掌や駅員が乗客に謝罪をすること、ゴミを不法投棄すると5年以下の懲役や1000万円以下の罰金が科される可能性があることを挙げている。さらに、ガソリンスタンドにはスタッフがおらず、客が機器を自分で操作して給油するシステムになっていることを紹介した。このほか、日本には水深10メートルの海中に郵便ポストがあるとも紹介。実際に郵便ポストとしての機能を果たしており、ダイバーたちが記念に投函すると伝えている。

 各種書類に押されているハンコと手書きの履歴書。IT革命が急速に進む中国の人が見たら「日本はどうしてこんなにアナログなのか」と驚きを抱くに違いない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)